Amazonビジネスの「分かりづらい!!」を解消することに特化した記事を提供しているスペシアと申します。
本日は、スポンサープロダクト広告のターゲティングに迷わなくならないように整理して説明します。
本日はこの中の【オートターゲティング】に絞って説明します。
オートターゲティングは以下の目的で使用するターゲティングです。
■自社商品の広告パフォーマンスの良い検索キーワードを探す
AIがAmazonに蓄積された膨大な購買データに基づき、自動でターゲティングしてくれます。
ただ、流石のAIでも仮説や可能性に基づきターゲット見込み客に広告を表示してくれるだけですので、実際にはクリックされた実績、購入された実績を積み上げなければパフォーマンスの良いキーワード、低いキーワードが判明しません。
■言語が分からない国で広告運用を行う場合
例えば日本人が海外のAmazonで販売する場合は、オートでAmazonのAIに任せた方が的外れなターゲティングをして無駄に広告費を抑制できます。
■ターゲティング戦略の種類
• ほぼ一致: 自社の商品が買い物客の検索用語にほぼ一致する場合に、広告を表示
• おおまか一致:自社の商品とおおまかに関連する検索用語を使用している買い物客に広告を表示
• 代替商品: 買い物客が自社商品と類似する商品の商品詳細ページを閲覧している場合に広告を表示
• 補完商品: 買い物客が自社の商品を補完する商品の詳細ページを閲覧している場合に広告を表示
予算が潤沢にあるわけでなければ、自社商品のターゲットに近い買い物客に表示される「ほぼ一致」と「代替商品」のみターゲティングを行うという方法がおすすめです。
オートターゲティングは広告の網を幅広く投げるターゲティングなので、その網を投げる場所は極力、魚群が最初から見えているところに投げた方が最初から売上が確保できます。
ただし、競合も同様のことを考えるのでこの枠は入札競争が激化していることもあるため、その場合には、投げる網を広げて「おおまか一致」「補完商品」にもターゲティングを行う必要があります。
競争が激化していて、ACOSが改善しない場合には、新しいキーワードを探す目的でこの2つのターゲティングも行ってみてください。
ON-OFF設定画面
キャンペーンのリンクをクリックして下層のページまでいくとこのページに行き着きます。
新商品を発売するときはオートターゲティングで賢いAIにターゲティングを任せてキーワードを探索するということが重要です。
セラースプライトでのキーワード選定は競合も行っているためです。
Amazonが持つビッグデータに基づくAIにキーワード探しを任せるけど、前述の4つのターゲティング戦略のON-OFFにより大きな広告の網を幅広く投げすぎないようにコントロールできるというのがオートターゲティングになります。
本日はここまでになります。
次回は【マニュアルターゲティング】の活用方法について具体的に説明していきます。
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