MEO対策で上位表示の具体的なやり方、仕組みや重要性のポイントを解説

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ビジネス・マーケティング
「Googleビジネスプロフィールには登録したけど、何もしていない、、、」
「MEO対策は知っているけど、どうやって活用したらいいの?」
「MEO対策やってみたけど、特に反響もないよ、、、」
なんてお悩みを持ってこのページを訪れた方も、もう安心です。MEO対策で効果を出すには、上位表示の具体的なやり方、MEO対策の重要性のポイントを理解することが重要です。
今回は、MEO対策上位表示の方法を説明した上で、MEO対策のコツや裏技まで分かりやすく解説していきます。
この記事を参考にしていただくことで、きっとMEO対策の上位表示の方法が理解できるはずです。
目次
Googleマイビジネスへの登録が必要
Googleマイビジネスへの登録手順
オーナー確認も忘れずに
オーナー不在の状態はリスクあり
MEO対策上位表示を達成するポイント10選
①:Googleマイビジネスの登録内容を充実させる
②:NAPO(Name, Address, Phone)表記は統一する
③:ビジネス名を適切に付けよう
④:適切なビジネスカテゴリを選択する
⑤:手軽に発信できる投稿機能を活用する
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Googleマイビジネスへの登録が必要
googleマイビジネス
MEO対策をするにはまずGoogleマイビジネスへの登録が必要です。
Googleマイビジネスは基本無料で利用が可能で、Googleサービス上にお店情報を表示させたり管理したりできるツールです。
Googleマイビジネスを始めるのに必要なモノは、パソコンやスマホなどインターネット環境とGoogleアカウントです。既にGoogleアカウントを持っている場合は既存のアカウントを利用することもできます。
Googleマイビジネスの登録ステップは次の通りです。
Googleマイビジネスへの登録手順
Google マイビジネスにアクセス
Google アカウントにログイン
ビジネス(店舗)の住所を入力
Googleマップ上でのビジネスの表示方法を選択
業種を選択
電話番号、サイトURLを入力
オーナー確認も忘れずに
オーナー確認
Googleが管理している全国のお店のデータ(ビジネスリスティング)に対して「このお店のオーナーは自分である」と申請し、認証を受けることを「オーナー確認」と呼びます。
ハガキやメール、または電話といったウェブ以外の手段を使って認証を行います。
オーナー確認が完了すると自分のビジネスプロフィールを優先的に管理、編集できるようになるほか、Googleマイビジネスのすべての機能を使えるようになります。
オーナー不在の状態はリスクあり
お店がすでに追加されていてGoogleマップで見れる場合があります。
この場合、Googleはお店の存在を把握し、ユーザーが情報を投稿していてもオーナー確認されていない、つまりオーナー不在の状態です。
オーナー不在のお店のビジネスリスティングは、主にユーザーからの情報によって作られます。その場合、店名や電話番号、営業時間などの基本情報が間違っていてもGoogleだけでは十分なチェックができません。
不正確な情報が掲載されてしまうだけではなく、悪意を持つ第三者にオーナー権限を乗っ取られたり、悪意を持った情報を掲載されたりしてしまう可能性もあります。
MEO対策上位表示を達成するポイント10選
MEO対策上位表示
①:Googleマイビジネスの登録内容を充実させる
MEO対策でまず取り組まなくてはいけないのがGoogleマイビジネスの情報を充実したものにすることです。
とりあえずアカウントを作って始めてみようとしたけれどいまいちGoogleマイビジネスを使いこなせていない人も多いのではないでしょうか?
Googleでの上位表示を決定する要素でご紹介したキーワードとの関連性を高めるためにGoogleマイビジネスの登録内容を充実させ、キーワードと関連する情報を増やしていくことは大きな効果があります。
つまり初期の基本的な店名や住所、電話番号などの登録しか手を付けていなかった場合は、ユーザーが検索するキーワードとの関連性がどうしても低くなってしまうということです。
②:NAPO(Name, Address, Phone)表記は統一する
NAPO(ナッポ)とは、英語でName(店名)、Address(所在地)、Phone(電話番号)、OperatingHours(営業時間)という、お店の基本情報4点の頭文字を組み合わせたものです。
インターネットの様々な場所にお店の情報がある状態を指すとき、すべての場所で、この4点を統一しましょう。
NAPOの統一は、検索エンジンに正確な情報を伝え、評価を高めるために必要です。
お店の表記が異なれば、検索エンジンはウェブサイトAとBに載っているお店の情報を、別のお店だと認識してしまうかもしれません。
同時にNAPOが統一されていることは、ユーザーの信頼感、安心感も高めます。
さまざまなアプリやサイトを見ながらお店を選んでいるとき、サイトにより掲載された電話番号が違ったり、営業時間がずれていたりしたら、ルーズな印象を受けますし、不安にもなります。
③:ビジネス名を適切に付けよう
「ビジネス名」は、お店の名前です。書き方にはガイドラインが定められており、屋号の店舗名や、看板に記載している名前を入力します。
キャッチコピーや所在地情報などを加えるのはガイドライン違反になり、正確に反映されないので注意して下さい。
④:適切なビジネスカテゴリを選択する
「カテゴリ」は業種を指し、あらかじめ用意されている中から選択します。
「和食」などキーワードを入力すると候補が表示されるので、ふさわしいカテゴリを選択してください。
適切なカテゴリを設定することは非常に重要で、MEOでの上位表示されやすさにも影響します。
ぴったり合うカテゴリが見当たらない場合は、Googleマップ上で競合店の詳細情報を表示し、店名の下に表示されるカテゴリを参考するといいでしょう。
なお、オプションとして「追加カテゴリ」も設定できます。「追加カテゴリ」は8つまで登録可能ですが、関連性の低い追加カテゴリを登録すると、メインカテゴリの検索パフォーマンスが下がり検索結果の上位に表示されにくくなる可能性があります。
主要な取り扱い商品やサービスといえるものだけを追加しましょう。
⑤:手軽に発信できる投稿機能を活用する
Googleマイビジネスの「投稿」機能は、SNSのメッセージのような感覚で、お店から伝えたい情報を写真と文章を使って発信出来ます。
投稿内容は、お店の詳細情報や、ナレッジパネルの最新情報タブなどに表示されます。
お店の常連客は知っていても、これからお店を探す人はまだ知らない、しかし、知っていれば自分のお店を選ぶ強い理由となるだろう情報があるはずです。
投稿の内容はMEOにも貢献する。投稿の内容がキーワードとの関連性が高まって、上位に表示されやすくなります。
⑥:写真のキャプション機能
飲食店をMEO検索で探すとき、ローカルパックのお店の項目に、キーワードに対応した写真が1点ずつ表示されます。
例えば「新宿 ラーメン」ならばラーメンの写真が並び、同じ和食店が表示される場合でも「新宿 鍋」「新宿 天ぷら」「新宿 刺身」のようにキーワードが異なる場合には、お店の写真の中から鍋、天ぷら、刺身の写真が選ばれます。
このようにキーワードに応じて写真を選択するため、Googleではお店に追加された写真に何が写っているかを自動的に判別しています。
しかし、写真の追加時にキャプションを付ける機能は、iPhoneまたはAndroidのGoogleマイビジネスアプリのみ利用出来ます。
キャプションを付けた写真は正方形に切り取られ、一度付けたキャプションは修正できません。
⑦:掲載する写真にこだわる
写真が追加されているビジネス(お店)は、写真がないビジネスと比べて、Googleマップで経路が検索される回数が42%増加し、ウェブサイトのリンクがクリックされる回数が35%増加するとされます。
どのような業種のお店でも、写真があった方がユーザーの目に留まりやすく、関心をひきやすいのは間違いありません。
さまざまな写真を追加できますが、特に重要なのが、「カバー」と「ロゴ」と呼ばれる特別な役割を持つ写真です。
カバー
カバーはナレッジパネルや詳細情報に表示され、お店の雰囲気を伝える代表的な1枚となります。
これから初めて来店するユーザーを想定するなら、近づいたら「あのお店だ」とわかるように外観の写真か店内の様子がわかる写真を使うことをおすすめします。
カバー写真に何を表示するかは、最終的にGoogleが決定しています。
オーナーが写真を追加していない場合は、ユーザーが投稿した写真が使われます。
ユーザーが投稿した写真がない、または適当なものがない場合には、ストリートビューの写真が使われることもあります。
複数の写真が追加されているとき、オーナーが名物料理の写真をカバーに設定しても、Googleの判断によって外観など別の写真がカバーとして表示されることもあります。
傾向としては、お店の外観、または店内を写した鮮明な写真が使われやすいようです。そのような写真をカバー用に用意するといいでしょう。
ロゴ
ロゴは、お店からの投稿(テキスト)や写真が表示されるときにお店を表すアイコンとして使われ、SNSのアイコンのように丸く切り抜かれ表示されます。
お店に適切なロゴがない場合は、看板や店主の顔、代表的な商品の写真など、お店を象徴する1枚を使いましょう。
⑧:クチコミの返信のやり取りがユーザーの判断を左右する
クチコミは、多くのユーザーがお店選びの参考にしています。
ドイツに本社を置くUberall社は、2018~2019年に6万4千店舗のビジネスリスティングを調査したレポートにおいて
「95%のユーザーは購入の決定にあたりクチコミの影響を受けている」
「星の評価が3.5から3.7に改善するとコンバージョン(購入決定、お店への問い合わせなど、施策の目的を達成する行動)の成長率は120%増加する」
「クチコミの32%に返信する企業は10%にしか返信しない企業よりも80%高いコンバージョン率を達成する」
と発表しています。
ここからわかることは2つあります。
ユーザーにお店を気に入ってもらい、ポジティブなクチコミを書いてもらえば売上げのアップにつながることが1つ目。
そして、クチコミに対するお店からの返信も増やしていけば、同様に売り上げのアップにつながるということが2つ目です。
実際には、クチコミはポジティブなものばかりだとは限りません。
厳しい指摘も顧客からのフィードバックとして受け止め、真摯に対応し返信も行っていくことが、よりよいお店作りにつながり、ファンを増やすことにも繋がります。
ポジティブなクチコミは、単純にうれしいもので、従業員のモチベーションアップにもなるでしょう。
また、クチコミが多いこと、星の評価が高いことは、MEOにおけるお店の関連性や知名度の評価に繋がり、MEO対策にも好影響を与えます。
⑨:ユーザーがクチコミを書きたくなる導線を作ろう
クチコミはお店にとって大切ですが、ユーザーの視点でいえば、クチコミを書くことのメリットは特にありません。
それでもクチコミを書いてもらえるよう、お店で「導線」を作る必要があります。
ここでいう導線とは、お店でいい体験をして、クチコミをどのように書けばいいのかを知り、実際に書き込む、という一連のアクションがスムーズに出来る流れです。
業種や業態により効果的なクチコミ獲得方法は異なりますが、これは、どのような業種および業態でも共通する考え方です。
ユーザーがクチコミを書かない理由3つ
・何を書いていいかわからない
「クチコミを書いて」と言われても、どんな事を書いたらいいの?と疑問に思い、結果書いて貰えない場合が多いです。
・書く理由がない
ユーザーに直接メリットはないし、誰のどんな役に立つのかもわからないと思われています。
・面倒くさい
書くことと書く理由はあったとしても、手が動かない。結果、忘れられてしまう場合があります。
⑩:ブログやSNSの合わせ技
ブログなどのメディアを大々的に発信するには、まだ自信がない…、という場合にはお店のSNSアカウントを作るのも知名度アップの施策です。
SNSの特徴である拡散の力を利用するためには、フォロワーを獲得できるようなコンテンツを発信することが重要です。
ブログ記事よりも、写真や動画など視覚的な要素が求められるという点も注意が必要です。
ユーザーが求めている情報、タメになる情報を発信してファンを獲得していきます。
またSNSで口コミを書いてくれたお客さんにコンタクトを取るというのも、1つの作戦です。
まとめ
MEO対策上位表示方法まとめ
MEO対策上位表示を達成する為には、こちらで説明したポイント10選を網羅的に達成する事です。
特に、オーナーが発信する投稿やユーザーからの貰うクチコミを重点的に対策して下さい。
Googleマイビジネスもあくまで顧客とのコミュニケーションなので、クチコミがあったら返信するということを意識して、ユーザーと良い関係を築き上げましょう。
その行動がGoogleに評価され上位表示を達成することに繋がります。
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