喜怒哀楽を捨てない

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孤独や苦しみやストレスを抱えている人の多くは、自分の感情が解放されていない為に起きているように思います。

喜びたいのに喜べない
怒りたいのに怒れない
哀しみたいのに哀しめない
楽しみたいのに楽しめない

感情をコントロールしようと意識する事はあっても、感情をコントロール「しない」ことに寛容な方が少なく、抵抗がある人が非常に多いです。

実はこれが一番ご自身を悲しませてしまいます。

そしてその多くが、ご自身の心の声を無視して他者への意識からそれを選択します。

一般的にこうだからダメ、万人がこうだからダメ、こう思われたくないからダメ・・・ ダメダメと頭で考えたルールで自分の心をコントロールしようと大切な感情までをも一生懸命押し殺してしまう事があります。

その結果どうなるのかというと、ダメダメ・・・と感情を押し殺して作り上げた環境が用意されます。

そしてこう思います。

皆はこれで幸せになっているのに何だか心の底からの幸せを感じられない。

幸せなはずなのに、心の底から喜びを感じられない。

そりゃそうなのです。

何故なら、そもそも「心」を押し殺したのですから、「心」の底から沸き上がる感情など、生まれるはずがないのです。

また、そうして必要以上に感情を押し殺してしまう事によって起きた苦しみの理由に気づけず、もしくは見てみないフリをする為に、更にダメダメルールを追加してもっと頑張ってしまう事があります。

それは、必要以上に自分や他者に対してこうあるべき、あぁなるべきという、独自のルールを厳しく作ってしまう事です。

その結果、勿論そこでも心の声は無視され続けていますので、

何故こんなに頑張っているのに報われないのだろう

何故わたしは正しいことをしているのに理解してもらえないのだろう

そんな心理が芽生えたりしてしまう状況が出来上がります。

頑張ってるのにこれでは苦しいですよね。

確かに、怒りや悲しみはないにこしたことはありません。誰だって笑っていたいし喜びに満ちていたいのです。

でも、頑張って諦めましょう(笑)

私たちは、全知全能な神でもなく悟りを開いた仏でもなく、ただの人間なのです。

怒っていいし泣いていいし、その理由が人様に言えない理由であっても構わないのです。

あなたの思うままに

喜んでいいし
怒っていいし
哀しんでいいし
楽しんでいいのです

そこに、他者や自分の心以外の部分の常識やルール、誰かの真似など、なんにも必要ありません。

何に喜怒哀楽するのか、心は唯一自分だけに与えられた自由です。

心だけは、唯一誰にも邪魔されないし、誰にも左右されなくていいし、究極誰かと共有しなくてもよいですし、だからこそとてもとても愛しい存在です。

と言うと、自由は楽なもの、何をしても構わないものと考える方も多いと思いますが、実は自由であるがゆえの難しさや苦しさはあります。

勿論、人は誰かと生きるから生きてゆける生き物ですので、区別まくなしに感情を外に向けて解放するわけにもいきません。

だからといって、わざわざ自分に対してまでも、感じるものを無かったことにしたり感じることを制限する必要もないのです。

あなたさえ、本当の心(魂)の声を見失いさえしなければいいのです。他と比べたりするその必要性すら無くなるからです。

でも、どうしても失敗してしまうことが多いのが人間です。心をおざなりにすれば、心の使い方を間違えれば、それ相応のしっぺ返しが起きます。

ねぇねぇ、どうして私たちを無視してるの?それではあなたは幸せになれないよ。私たちを忘れたの?思い出して!と、必ず問いかけられる物事が起きます。気づくまで、何度でも何度でも肩を叩かれ続けます。逃げても逃げてもずっと叩かれ続けます。

そうしたら、ハッと気がついてあげてください。観念して心と向き合ってください。

そうだそうだ、心の声を無視したからうまくいかなかったんだ、ごめんごめん、間違っちゃった。と謝って・・・軌道修正をかけてあげてください。

こころは、コロコロ変わるからこころって言うんだよ、と、そう大切な人から聞いたことがあります。

だから、失敗したら、何度でもやり直せばいいのです。

子供の頃、何も考えずに解放していたはずのご自分の喜怒哀楽を、死ぬまで大切に持ち続けてください。

捨ててはダメです。

私たちに与えられた、誰にも真似できない生涯持ち続けられる素敵な宝物ですから。
natsu

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