国語講師のひとり言「同じ間違いをくり返す子は…」
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コラム
『個別の授業で面と向かっては言いにくい話をコラムにしています。ですのでタイトルも「ひとり言」。日々の指導で気づいたあれこれを綴ります。』
国語の記述や選択肢の問題を解いていて、同じパターンのミスを何度もくり返すお子さんがいます。
一度や二度のミスなら誰にでもあります。しかしこれが三度、四度とたび重なってくると、ただのうっかりでは片づけられません。
私の経験上、同じ間違いを何度もくり返す子には、おおよそ2つのタイプが。
1つは、そもそも「やる気がない」タイプ。
自分のミスをちゃんと振り返っておらず、どこがいけなかったのか本気で理解しようとしないまま、「正解を写して終わり」になっているパターンです。
もう1つは、もともと「記憶力が弱い」タイプ。
前回のミスを反省し、直したときには納得しているのですが、数日たつと忘れてしまう。この場合は、何度もくり返して定着させる必要があります。
厄介なのは、結果としてはどちらも「同じミスを繰り返す」なので、どちらのタイプか見分けがつきにくい点です。
ただいずれにせよ、「同じ間違いを何度もする」という現象には、かならず理由があります。
放置せず、その原因を早い段階で見極めることが大切です。