昨日よりも素敵な私になる英語

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日本人で、英語が話せる人はたった10%しかいないそうです。
これは世界的な基準から見たら異常とも言えるほど低いですが、この理由は色々な歴史的背景や教育事情によるものでもあります。

また、日本人は「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉に象徴されるように、自分の周りの人が同じ現状であれば、その基準に同化することが安心という心理を持つ人がとても多いことも理由ではないかと思います。
「近所の人や友達も話せないから、私も話せなくていいや」そんな風に妙な安心感を持っている人もいると思います。

けれども同時に、心の中では「英語を話してみたい」「英語ができたらいいな」と思っている人がとても多いのは事実です。
実際、比較的高齢の方で、英語の学習を始められる方も、本当にたくさんいます。人生の後半になると、「もっと海外旅行に行っておけばよかった」「もっと知らないことを学んでおけばよかった」「英語を学べばよかった」そんな風に後悔することがないように学びたい気持ちが強くなるのではないでしょうか。

そして、多くの人が、英語を少し学んでみることにチャレンジしますが、その中でも継続して習得に至るまで頑張れる人も、残念ながらあまり多くはありません。
なぜ英語はそんなに難しいと思われているのでしょうか?
それは、ある程度結果が目に見えるまでに、長時間の蓄積が必要になるためだと言われています。
英会話を1年か2年、週に1度くらい習うだけでは、ほとんど結果は出ないのです。
日本の公立の中学校と高校で、平均約1,000時間程度英語を学んだことになります。
英語習得に必要な時間を2,200時間とすると、残り1,200時間程度の英語学習が必要になることになり、1日3時間勉強すると約13か月、1日1時間とすると約3年4か月で到達できることになります。

英語を習得したいと思うのなら、まずはこの時間を英語学習に充てる心の準備が必要です。
英語は本当に、かけた時間に比例して上達できる技術です。

「そんなに時間がかかるの?」と思う方もいるかもしれません。
でも逆にいうと、才能は関係ないということになります。
今から英語学習を始めたら、ずっと一生学び続けていればいいのです。
「学ぶ」というと面倒でつまらない作業に思えるのかもしれませんが、
実際に英語は学べば学ぶほど楽しくなります。
まずは、英語の「楽しい」を見つけることが学習を続ける鍵になります。
また、「そんなに長時間の時間を作るのは無理!」と思う人も多いと思います。
でも、英語学習の時間は他の作業と同時平行でできることも多いです。
例えば家事をしながら英語の映画やドラマを見る、散歩をしながらYouTubeを聞く、などできる事は多くあります。
ご自身の生活の中で、どの時間に英語を組み込んでいくことができるのか、工夫次第です。

今の時代はAIも発達していますし、英語が別に話せなくても、何も困ることはないのかもしれませんが、
英語が話せる方が選択肢も広くなるし、見える世界が広がります。
英語を学ぶことにより、一つの文化だけにとらわれないダイナミックな視点で生きることができるようになります。
母国語でもそうですが、外国語で、自分の言葉で自分を表現できる事はとても楽しい経験です。ぜひこの楽しさを経験できる人が増えるといいなと思い、私は英語学習者の方のサポートをしています。
また、英語のレベルがステップアップするごとに、自信がつき、魅力的になっていくことができます。昨日よりも素敵な自分に出会うことができるでしょう。

まずは現在の立ち位置を知り、向かいたい先のゴール、目標はどこにあるのかを設定することから始めていきましょう。

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