スタンフォードで見たこと、聞いたこと、感じたこと。

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ビジネス・マーケティング
スタンフォード時代の様々な人との接点、シリコンバレーのビジネスマンの生活スタイル、日本との関係、日本人のちょっと面白い話など、ほっとする話を中心にシリーズ化します。全体を通じ日本のビジネスのあり方を問いかけてみたいと思います。
MBA教材にはない生のビジネススタイルまで感じて頂けるような内容になるかもしれません。新たな仕事の形を模索する今、日本のビジネススタイルの切り口になれば幸いです。
(はじめに)
先日、インキュベーションイベントに参加し、懇親会に出ましたところ、自己紹介の時間がありましたのでスタンフォードの話を少ししました。かっこつけてるという反応、知ってる、行ったことあるという反応が主で、話の切り口にはなかなりません。皆さんがお持ちのイメージだけが先行する形で、知り合いを知ってるけど知ってる?的な空気になってしまい、このイベントの目的であった接点をつくる感じにはなりませんでした。余計なインプットだったなと少し反省です。
スタンフォードは、偏差値が高い(?)、全米でトップクラス、学費が高い、スティーブジョブスが講演した、シリコンバレーを牽引してた等々の理解だと思います。それはそれでそうなんですが、これで済ますのはもったいない存在であり、学ぶ視点がもっとたくさんある。というのが私の感想です。
スタンフォードに関連した色々な書籍や定量的なレポートを書かれている方がたくさんいらっしゃいます。スタンフォード流、MBA教本、留学体験等様々です。私は留学し、複数の研究所にお世話になり、多くのプロジェクトに参加する機会を得ました。前述のスタンフォード分析の中で語られる、運営システムやインキュベーションを育てる仕組み、先進ビジネスモデル的な枠組み等は大体が事実に基づいている事だと思います。しかしながら、例えばその教育や研究プログラム、制度、仕組みや運営などを日本に持ってくれば日本に同じようなモデルを創れ、または日本にスタンフォードを誘致すれば同じようにビジネスにインパクトを与えられる切り口になるのでしょうか。
私のエッセイでは、彼らの日常の生活、日本人との接点、ビジネスの感性、取り組み方、目線やアプローチ、そして最強のビジネススクールでの教育内容等を通じ、何か日本と違うと思うことを日常の出来事の中から感じていきたいと思います。
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