青の交響曲(シンフォニー) ~運行開始5周年

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大阪と世界遺産に登録されている吉野を結ぶ観光特急「青の交響曲」。平成28年(2016)に運行が開始されて、令和3年(2021)に5周年を迎えました。

「青の交響曲」は3両編成。車体は自然豊かな南大阪線・吉野線沿線の景観に調和するようにシンプルで落ち着いた濃紺色のボディカラーとゴールドのラインによるクラシカルな外装がエクステリアが特徴です。客席があるのは1号車と3号車になり、2号車はラウンジスペースになっています。

客席はかつては林業で栄えた吉野の杉をイメージしたブラウンのインテリアに緑色のシートが配置されています。各車両のシートは1列+2列の配列。幅広のデラックスシートでゆっくりとくつろぎながら乗車することができます。

2号車のラウンジ車両ではバーカウンターとラウンジスペースが設けられています。バーカウンターはホテルのバーをイメージしたインテリア。スイーツやワイン、地酒を楽しむことができます。お好みの飲み物を片手にラウンジスペースで会話を楽しんではいかがでしょうか。2号車にはライブラリーもあり、写真集や歴史に関する本など、沿線にまつわる様々な書籍を自由に閲覧することができます。

運行ダイヤは原則水曜日を除く毎日運行、1日2往復運行されています。大阪阿倍野駅発吉野駅行きが10時10分発と14時10分発、吉野駅発大阪阿倍野駅行きが12時34分発と16時04分発です。大阪阿倍野駅と飛鳥観光の玄関口、橿原神宮前駅間の所要時間は37分~39分、大阪阿倍野駅と吉野駅間の所要時間は1時間16分~17分です。

「青の交響曲」の車内では地元の名店や酒蔵、ワイナリーのメニューを多く取り揃えていて沿線の食の魅力も楽しむことができます。季節に応じてケーキが変わる「季節のオリジナルケーキセット」、柿にこだわり様々な商品を開発している、西吉野の名店「柿の専門いしい」が提供する「西吉野の柿スイーツセット」や奈良県で育てられている地鶏「大和肉鶏」を使用した「大和肉鶏(にくどり)カレー」、吉野を代表する郷土料理柿の葉寿司、吉野山の名店「林とうふ店」の「吉野葛入り ごま豆腐」など吉野の味覚を堪能できます。なくなり次第終了というマカロンやシャーベットなどの限定販売スイーツなどもあって楽しみがいっぱいです。

吉野といえば春の桜があまりにも有名ですが、桜の季節以外も魅力たっぷり。「青の交響曲」に乗って神秘的で厳かな雰囲気が漂う吉野を訪ねてみてはいかがでしょうか。

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