テレワーク時代の「パソコン選び」~総合評価~

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IT・テクノロジー
本年も10月も半ば近くなり、年末も見えてきました。
春先からなが~く続いている、新型コロナが低迷が続いていたパソコンの販売にとっては、強い追い風となった感じがあります。

元々、今年は、パソコンが例年より売れることが予想されていました。
大きな理由としては、すでに大きく日にちは過ぎていますが、「Windows7のサポート終了」という大きなイベントがありました。
Windows XPのサポート終了以来の大きな転換期ということもあり、一昨年の末ごろから法人に向けたパソコンの販売は品薄が続いていました。
そんな状況にプラスして、「テレワーク化への動き」が大きく動いたこともあり、近年では久しぶりの「パソコンバブル」が持ち上がっているわけですね。
そんな中で、「これからパソコンを買う・買い替える」という方も多いと思います。
押さえるべき点を簡潔に紹介したく思いますので、是非参考にしていただければ!

注目すべきはたったの3つ!

パソコン購入については、難しく考える必要はありません。
特に注目すべきことは下記の3点です。
①CPU性能 ②メモリ容量 ③内蔵記憶ストレージの種類
購入すべきパソコンの性能は、大体の場合で、下記を満たしていれば問題ありません。
①CPU性能…Intel Core i5相当以上
②メモリ容量…8GB以上
③内蔵ストレージ…SSD500GB以上(扱う容量が少なければ250GB以上)

簡単に解説していきましょう。
①CPU性能においては、パソコンの動きを司っているため、高性能なものが望ましいです…が、高性能すぎても余らせてしまいます。多くの作業において、ストレスなく扱うことができるラインとして、Intel社の製品でいうと「Core i」シリーズの選択になることが多いですが、性能面・価格面でいうと、「Core i5」相当を購入するのがベストチョイスと考えています。価格面を抑えるなら、「Core i3」でも問題ないかもしれませんが、「Celeron」などの比較的廉価で買えるモノをチョイスすると、性能面で犠牲となる比率が高いため、個人的にはオススメできません。

②メモリ容量については、基本的には、「足りなければ足せる」という前提です。はっきり言えば、足りない限りは必ず余らせてしまう最たるものですので、最低ラインとして「8GB」より多ければ問題は起き難いですが、「4GB」とかだとほぼ100%問題が起きます。あとは、どれくらいのアプリケーションを同時に起動するのかを考えてラインを決めましょう。多すぎても余らせてしまいますが、「16GB」くらい用意すると安心感は高いかもしれません。
(個人的には8GBあれば十分だと思いますが…)

③内蔵ストレージについては、今は「SSD一択」と言い切れます。パソコンの起動・終了における速度はもちろんですが、利用するアプリケーションの起動も大幅に高速化することができます。昨今では、低価格化も進んでおり、ノート・デスクトップ問わず、SSDの利用が拡大されています。大容量のものは価格が高くなりやすいと言いながら、500GB程度のSSDが価格面からも買い頃となっています。また、SSDへの換装を行うためのソフトウェアも充実していますので、購入時はHDDモデルで購入し、自分で交換するということも非常にやりやすくなっています。一昔前なら、HDDの交換は面倒な改造の一つでしたが、メモリーの増設・交換並みに簡単になっていると言い切れるレベルで、敷居は低くなっています。

是非、購入の際に参考にしてください!
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