はじめに
この本は、40代以上の方の就活を応援するために、私自身(現在53歳)数年試行錯誤して気づいた内容を、お伝えしたいと思います。
そして、その年代の方は色々とご家庭のことなども含め、忙しくされていると思いますので、
読みやすくするために通常の本よりも、かなりボリュームを抑えております。
どうぞ、最後までお読みいただければ幸いです。
目次
はじめに
第1章 最初にしたこと~自分を知る~
第2章 戦略を練る~サンプルを新卒パターンにしてはいけない
第3章 面接当日にしたこと~顔をほぐす~
第4章 面接中にしたこと~自分が答えやすい環境をつくる~
第5章 面接が終了した日にしたこと~必ず振り返る~
第6章 ミドル世代の就活は本当に大変なのか~思い込みを減らす~
第7章 失敗談・質疑応答編~良かったと感じた質問の仕方~
第8章 頭を良くみせる方法~実践編~
第9章 WEB面接の注意点~慣れるしかないがコツはある~
第1章
転職回数の多い私が、最初にしたこと~自分を知ること~
① それぞれの会社の退職理由を、思い出して書き出しました。
そして、入社動機も。
そうすると改めて、理由をちゃんと認識・言語化できていない自分に気づきます。
20代の頃は、感覚で決めていることも有りましたが、その感覚は正しかったと思います。ただ反省点としては、それを掘り下げて考えていれば良かったと感じています。
こうやって、思い出しておくことで、面接時の「予想外の質問」にも答えられます。
長所・短所は、即答ができることで、自己分析ができる人というイメージになります。
特に、短所は言いにくいこともあるかもしれません。
その場合は、その短所に対して行っている、自分自身の対処法・回避法を添えます。
② 次に、自分が不快に感じることを全て書き出しました。
これは、物理的なこと・感覚的なこことなど含めて、全てです。
例)自分の席の周りが、狭い・規則が細々とある・どんな質問をされたら嫌悪感があるかなど。
③その中で優先順位を決め、最低どこまで自分がOKかをイメージする
(これは、面接当日に先方の条件によって臨機応変に変える)