ペットさんのことでお困りの方へのアドバイス。傾向と対策

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占い

■ペットさんとの心と心が通じ合う第一歩

ペットさんのご相談を幾つも引き受けてきて、その際によく見られる傾向と、どの様にペットさんのことを捉えればもっと上手くペットさんの気持ちを理解することができるのか、ということについてお話させていただきたいと思います。

占うというのは、相手の心を視ることを言います。
ですので、そこに言葉は必要ない、ということもできます。

また、そのペットさんとは初見である私が占うことができるのですから、ペットさんを可愛がっている飼い主さんであるのならば、もっと細かい面でペットさんの心を占うことができる、ということが言えるのではないかと予見されます。

ペットさんの一番の理解者は飼い主さんである、そんな心構えでペットさんとコミュニケーションを取ることが、心と心が通じ合う第一歩になるのではないかと存じ上げます。

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■ペットさんに人間都合は通じない

ペットさんの悩み事、相談事を受けて、その結果飼い主さんサイドによくありがちなことと致しまして、ペットさん達は人間の都合で生きているわけではない、ということになります。
知識があり、長年教育を受けて育ってきている人間と、本能で生きているペットさんとでは、考えていることも想定していることも違うということです。

だから、人間界では通じること、人間同士でなら当たり前のことであっても、ペットさんからしてみたら非常識、ということはたくさんあることになります。

何でこんな良いものがいらないんだろう、
何でこんな良いものを食べないんだろう、
何が不満なんだろう、
そういうことを飼い主さんが感じることは往々にしてあるのでしょうが、、、

ペットさんの視点からしてみると、
それが良いものなのか、
それが自分にとって必要なものなのか、
それをした方が良いのか、
ということは分からないということも多くあることになります。

ケガや病気、調子が悪くなると病院に連れて行きます。
これは人間の常識かもしれませんが、知識のないペットさんからしてみると病院が何なのか、ということは分からないわけです。
人の場合、病院に余りご縁がないような方でも、病院が何をしてくれるところなのか、どういう場合には病院に行く必要があるのか、そういうことを"知識"として持っているかと思います。

しかし、知識としてお勉強をしたことがないペットさんからしてみると、
病院に行って、あれこれと自分の身体をいじられた、という様な認識しかないのかもしれませんね。
そうなると、見知らぬ人々に何をされているのかよく分からないけど、自分の身体をあれこれといじられて何かをされる病院という場所が嫌いになってもおかしくない、ということが言えるかもしれません。
ただでさえ、ペットさんからした体格の大きい人間ですので、怖いかもしれませんね。

手術をしたことがない方は人間の中にもたくさんいるかと存じ上げますが、
知識として手術という行為が治療のために行われるものであることを知っています。
ですので、必要ならばそれが嫌なものであっても、"手術を受けるべき"という結論に達することもあるかと存じ上げます。

しかし、手術が何なのかを知らないペットさんからしてみると、手術をした後に手術箇所が物凄く痛くなり、苦痛を伴うようになったとしたら、、、

何か人に悪いことをされて身体が痛い、ということ学習して終わってしまうかもしれません。
そうしたら、もう病院に行きたくありませんよね。

そう考えてみますと、人が良かれと思ってやっていることであっても、ペットさん視点から見るとその思いが上手く伝わっていない、ということが思いの外多いのかもしれない、ということに気付きます。
これは、一つの認識として持っておいても良いことかと存じ上げます。

人がペットさんに対して、『これが幸せだろう』と想定していることが、必ずしもペットさんの幸せにつながっていないかもしれない、という可能性です。

そうであるならば、ペットさんにとっての

『本当の幸せとは何なのだろうか?』

という疑問が生まれてくるかと思いますが、、、

ペットさんにはペットさんのパーソナルカラーがあり、ペットさんご自身の出す"気"というものがあります。
ペットさんご自身の出す"気"には色があります。
それは、各個体固有のものになります。

"気"とは何かというお話ですが、気とは、元気、勇気、やる気、根気、活気、生気、気力、気合、勝ち気、雰囲気、気配、気持ち、運気、、、
そういうものの総称になります。

気というのは、生きていく上の源になるものではないでしょうか?
これらのものがなければ、行動することはできません。
気には"気質"というものがあります。
ですので、個体個体によって、勇気があったりなかったり、やる気があったりなかったり、活気があったりなかったり、雰囲気の違いや気配の違いというものも出てくることになります。

それぞれの個体に応じて"気"があり、気にはその個体特有のカラーがあるわけですので、カラーに応じて性質が違ってくるということになります。
この違いが、"気質"の違いというものです。
どの気質が良い、どのカラーが良い、というものではありません。
しかし、違いがあるということです。

違いがあるのなら、それぞれの違いに応じて、対応を変えて上げる必要があるということです。
大人しい子に情熱や熱血も求めてもしょうがありません。
大人しい子には優しく、穏やかに話して上げるべきでしょう。
活発な子には、元気に活発に一緒に遊んで上げるべきでしょう。
そんな感じで対応を変えて上げることが、"気遣い"と"思い遣り"になります。

さて、では、ペットさんにとっての

『本当の幸せとは何なのだろうか?』

ということになりますが、、、

幸せというのは、"やりたい時に動けること"だと思います。

例えば、貴方の人生を考えた時に、
「私これがしたいんですよね…」
と言った時に、
「いいね、一緒にやろうよ!私も協力するね!」
と言って下さる方がどのくらいいたのでしょうか?

もし、そういう方がいるというするならば、それは親友でしょうね。
貴方のやりたいことに合わせて応援して下さる方はいるかもしれません。
もしくは、言葉だけ、ものだけ、お金だけなどの何かだけ、という方も多くあるのかもしれません。

しかし、一緒に動いて下って労力を払って下さる方というのは、極々僅かになるはずです。
相手の向いている方向性に対して、共に足並みを揃えて、心を一つにして、貴方の求める結果に対して協力して下さる方というのは、殆どいないのではないかと言えます。
ゼロであっても不思議ではありません。

しかし、もし、貴方にそんな方がいるのでしたら、貴方は幸せだと言えます。
そんな方に出会うことなく人生を終える方もたくさんいるのが、この世の中になります。
皆さん、自分のことで手一杯ということですね。
心の部分で共有されているものがナッシングということです。

さて、もし、ペットさんの向いている方向、ペットさんのしたいと思っていることに貴方が協調の姿勢を示して、その心が理解できたとするならば、そこに共有・共生・共鳴を感じることになります。

そして、ペットさんの心を共感して、一体感を得ることになるでしょう。
それが、感動・感激・感謝を生み出す源になるものになります。

これだけのものが揃って、の上で貴方の感情の中に幸せというものがあるのでしたら、それに共感しているペットさんも幸せになります。
何かと一体感を持つことは、幸せなことです。
そこに、自分の存在意義と自分が必要とされているという感覚を見出すからです。

占うという意味は、心を視るということです。
言語でやり取りをできるから心が分かるというものではありません。
言葉がなくても相手の心を視ることはできるということです。
それが、視えない未知(道)の歩き方です。

ペットさんの幸せは、貴方のペットさんを占う心構えのみで決まるのかもしれませんね。
和衷協同(わちゅうきょうどう)の精神という言葉を使いましょう。
「和衷」は心の底からなごみ和らぐこと。
また、心を同じくすること。
「衷」は中心・心の意。
「協同」は力を合わせて物事を行うこと。
即ち、心を同じくして、相手の向いている方向性、目的、希望に合わせて一緒に行動を共にすることです。

一蓮托生の姿勢を黄中内潤に、時に大胆不敵出す、ということかもしれませんね。

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■ペットさんも人間も全てのものは移ろうもの

もう一つ、ペットさんを考える上で、重要な要素があります。

ペットさんと人間の時間軸は違う、ということです。
人にとっての一年が、ペットさんにとっての一年であるとは限らない、ということです。

人生が80年だとした場合、ペットさんのペット生が20年なら、人にとっての1年がペットさんにとっての4年に当たります。
ペットさんのペット生が5年なら、人にとっての一年がペットさんにとっての16年に当たります。

人でも0歳と16歳では全く別人のはずですよね。
16歳の方に、0歳の方への対応をしていたら変ですよね。

また、16歳と32歳でも全く違うはずです。
社会における立場も役割も違います。

同様に、80歳と64歳の方でも全く違うということが言えます。
64歳位の時には身体のどこにも不調はなく、健康に過ごしていた方でも、80歳にもなれば身体のどこかしらに不調を抱えているのではないでしょうか?
また、元気や活気、行動力という意味でも大きな違いが生まれているのではないかと言えます。

そう考えた時に、ペットさんの性格や気性、嗜好性、行動パターンは、飼い主さんが考えているよりもずっと早いペースで変わっていく可能性がある、ということになります。

この世の中で真理のようなものがあるとするならば、それは、全てのものは変化するということになります。
諸行無常です。
不変のものは何一つないのかもしれない、ということです。

全てのものが揺らいで変化していくのが、この世の中です。
それは、天気が流れて移り変わって行くようなものなのかもしれませんね。

雨の日もあれば、晴れの日もある、
穏やかな風もあれば、大風もある、
そういう変化があるのが"自然"です。

それを『何故雨なんだ!そんなの許せない。』とはならないのではないでしょうか?
今日雨でも、明日は晴れるかもしれませんし、日照りが続けば雨が恵みになるわけです。

ペットさんも同様に移り変わっていくものです。
それも人よりもずっと早いペースで移り変わっていくのが一般的です。

今まで好きだったものが好きでなくなる、
今までよくやっていたことをしなくなる、
身体に不調が出てきた、
変なクセが出てきた、
そういうことはあり得るということです。

人だって、子どもの頃にやっていたことと、大人になってやっていることには大きな差があります。
食べ物の嗜好性にも大きなギャップがあります。
それと同様の変化が、ペットさんにもあるということです。

今までお話致しました、この二点というのは、ペットさんを正しく占い、正しく理解する上では重要な要素になるかと思います。
ペットさんの幸せを考えた時に、充実したペット生を貴方と共に過ごすことにおいては、知っておいた方がより良い信頼関係を、絆を築けるのではないかと言えるのではないでしょうか?

では、これらを踏まえた上で、ペットさんについてのよく見られる傾向についてのお話をさせていただきたいと思います。

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■ペットさんの気質 逆回転というスランプの治し方

ご相談やお悩みを抱えているペットさんの傾向を視ますと、幾つかの共通点が見受けられます。
そのご相談内容やお悩みの根本的な原因を探りますと、多くのパターンで飼い主さんサイドに問題があるというよりは、ペットさんご自身の"気質"に問題があるということが主となります。

五行説に基づく"気"の状況を考えた時に、大きく分けて二つに分類することができます。
一つは順回転という状態、もう一つは逆回転という状態です。

順回転というのは、物事の正順な流れ、つまり、自然な流れで物事が進む方向と考えて良いのかもしれませんね。
それに対して、逆回転というのは、
気が逆行している状態、
気が動転しているとか、
正順な流れの気が不足している状態、
と視ることもできます。

単純な言葉で表すのでしたら、順回転が良い状態だと考えるのでしたら、逆回転は気が不足している状態ですので悪い状態、ということができるかもしれませんね。
ただ、逆回転という状態が自然の中に存在する限りにおいては、人の都合で逆回転が必ずしも悪い状態のみを言い表す、とは言い切れないところでもあります。
良いも悪いもあって人生ですし、良いも悪いもあって世の中は成り立っております。

例えば、地震や津波、火山の噴火、台風などの自然災害は嫌なものに当たるのかもしれませんが、それもあっての自然ということです。
逆に、綺麗で、美しくて、穏やかで、温かいのも自然になります。
スポーツや勝負事で大逆転を喰らうことがあるかと存じ上げます。

逆回転は荒れ場を作るものです。
ですので、場の気配が逆回転をしていればそこは荒れ場を作ることになります。
通常なら勝負は決しているはずが、まさかの大逆転が起きてしまうケースです。
確率や統計だけではなく、そういう現象があるのもまた世の中です。
正論や王道が通らず、邪道に負けてしまうケースもあります。
そういう場が一定数ですがある、ということです。

さて、そう考えた時に、ペットさんが"逆回転"の気を出しているということはどういうことでしょうか?
逆回転は、基本的には荒れ場を作るものですので、場が荒れます。
飼い主さんが一生懸命頑張ってみても、よく分からない結果になったり、なかなか思うように事態が改善しない、ということもあるかもしれません。

逆回転というのは、気が逆行している、気が動転しておりますので、普通の対応をしても上手く行かないことの方が多くなります。
アスリートの方などで"スランプ"というものがあったり致しますが、スランプの時というのは、今までの流れ、今までの努力、今までの方法で対処しても思うように改善しないのでスランプになるわけですが、スランプをしている選手というのは"気が逆回転"していることもままあります。

ペットさんが気の逆回転をしている時というのは、この王道の流れで物事に当たっても上手くいかないスランプの状態と気質的には似ている、ということが言えるのかもしれません。

では、スランプはどの様にして改善すれば良いのというと、気が逆回転しているのですから、その逆行した流れを正順な流れに戻してやれば良いわけです。

気というのは、青色、赤色、黄色、白色、黒色というカラーがあって、それの順回転、逆回転という流れがあるものになります。
色が分かれば、今の状況に対して、"何を施せば事態が好転するのか"、即ち逆回転を順回転に戻せるのか、ということが分かるものになります。

今の貴方には何色の要素が足りていないのでスランプに陥っております。
ですので、この逆回転、即ち気の不足を補うためには、何色の要素を加えて上げれば良いのです。
その何色の要素とはこういうものになります、
というのがスランプにおける対処法になります。
ですので、ペットさんについても同様のことが言えます。

気の逆回転、順回転というのは中々飼い主さんサイドからすると目に視えるわけではありませんので分かりづらいところになるかと存じ上げますが、常識通りにやっているのに、今までならこれで良かったのに、
何故だか上手く行かない、
何故だか状況が改善しない、
そういうケースがありましたら、少しこの"逆回転"という状態に陥っているのではないか、ということを疑ってみた方が良いのかもしれませんね。

スランプというのは対処を間違うと、どんどんドツボにハマって行くものになります。
こじらせると長期化致します。

しかし、スランプに陥る時には、そのきっかけとなる何かがあるのが一般的なケースになります。
これは気の逆回転についても言えることです。
逆回転にまで陥る前には、悩みや迷い、弱気、精神的な疲弊という状態の気配を経由するのが一般的になります。

本来であれば、この状態の時に修正や改善を施すことができるのでしたら、逆回転という不調の状態にまで陥ることはないのでしょうが、そうも行かないのがこの世の中になります。
中々、この悩みや精神的な疲弊の気配に勘付くことは、一般の方には難しいのかもしれませんね。

悩みや迷い、困惑、精神的な疲弊の気配というのは、五行説では"黄黒揺れ"という状態として表現されます。
普通の順回転や逆回転とは違う気質として現れますので、視れば分かるものになります。

黄は"思、慮、考"という感情と結び付きます。
黒は"恐、驚"という感情と結び付きます。

黄黒揺れというのは、黄と黒の間を行ったり来たりするので、要するに悩みや精神的に参っている状態というのは、慮したり、恐れたり、恐れたり、慮したりを堂々巡りの様に繰り返している状態、ということが言えるのではないかと言えます。

恋愛で悩んでいる方も、この"黄黒揺れ"の気配を視せます。
慮したり、恐れたり、恐れたり、慮したり、それを繰り返して前に進めない、恋愛で悩んでいる時というのはそんな感じではないでしょうかね?

これが、悩みや迷い、精神的に疲弊している状態に当たります。
逆回転に至る前にこの黄黒揺れの状態を経由しているのでしたら、この黄黒揺れを作った原因を取り除いてやれば良いのです。
これが、ペットさんのご自身の悩みやメンタル面にダメージを与えている根本原因になります。
さすれば、やがては逆回転が治まり、正順な流れに戻ります。

逆回転する前のペットさんに戻るということです。
世の中のものというのは目に見える部分と、目に視えないもので成り立っております。
この二つで成り立っているのでしたら、この二つの状態のバランスをしっかりと整えて物事に対処する必要があるかと存じ上げます。
そうでないと物事は成就しないはずです。

気というのは目に視えないものになります。
心も気持ちも気も目には視えないもの、しかし、そういう目には視えないものが大切であることを人は知っております。

やる気のない者が永遠に成功し続けることはないでしょうし、
気持ちがないものは行動を起こすことができないでしょうし、
心がないものはロボットです。

ですので、目に視えない部分というのをしっかりと整えなければ、目に見える部分、行動や結果、実績や実力、事象、そういったものは付いて来ないものになるはずです。
一時上手く行ったとしても、そこに継続性はありません。

身体には体温という目に見える部分があるとするならば、心には心温という目には視えないものがあります。

体温が低過ぎても高過ぎても、人は動くことができません。
同様に、心温が低過ぎても、高過ぎても、身体は動くことができません。

逆回転を起こしている状態というのは、気が不足している状態になります。
気が不足しているから、心温がバランスを崩して、気が逆行する流れを生んでおります。
であるならば、その不足している気を補って上げれば良いわけです。
これが、目には視えない部分を整える、ということになります。

あの人のやる気ゲージは今幾つだね、
あの人の今日の元気指数は幾つだね、
あの人の勇気レベルはレベル幾つだね、
そんな風に気と言うものは目に視えるわけではありません。

ただただ、言動や事象が起きた時に、
あの人はやる気があるね、
あの人は元気だね、
あの人は勇気があるね、
ということが分かるに過ぎません。

気は内に秘めているもの、または必要な時に目に見える行動や事象として現れるものですので、目には視えないものということになります。

それでも人は、
あの人は優しい雰囲気がする方だね、
この職場は殺伐とした気配のするところだね、
という風に感じ取ることがあるように、目には視えなくても気というものを感じ取ることができるわけです。

だから、気というものもバランスの良い状態に整えて上げる必要があります。
目には視えない部分の状態を整えて上げた上で、実際の目に見える部分も正常化させて上げれば良いのではないかと思います。

やる気がない子に、目に見える形の部分だけ何かをやらせたり、実力や実績の部分のみを求めたりすることに意味がないように、先に整えるは"やる気という気"になるかと思います。
これで事態は改善に向かいます。

目に視えないもの、目に見えるものの両方を整える、占うというのは心を視ることでありますが、結局占うことというのは最終的にはこういうことになります。
目に視えないものの状態を整えた上で、望む様な事象を付いて来させる、というイメージです。
それ故ツイている(ラッキー)、ということになります。

それは言うならば、
先に心を入れて、心で思ったことを現実世界で実現するようにする、という力になのかもしれませんね。
このお話については、またどこか別の機会にでも(^^)

ペットさんの気質に基づいた状態の悪さ、逆回転というのものを治すのはこういうイメージになります。
このお話は、ペットさんだけに限らず、物事の流れ、運気、人生、場所、血など、全てにおいて共通することになります。

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■ペットさんのパーソナルカラーの傾向
先程は、ペットさんの順回転と逆回転、または黄黒揺れという気質についてのお話を致しましたが、ペットさんにはその個性に応じて、気に色があります。
その色を五行説では、青、赤、黄、白、黒を基本ベースとして考えます。

これらの混合色というケースもありますので、色の種類は大別すると約22色程度あることになります。
気の流れが順回転と逆回転の二種類ありますので、約22色の2倍で、約44色になります。

カラーに応じて、そのペットさんの思考パターン、行動パターンというのはおおよその推測が可能となっております。
推測が可能ということは先読みできるということでもあるでしょうし、心を視ることができるということでもあるでしょうし、ペットさんに対してどの様な対応をすれば良いのか分かる、ということでもあるのかもしれませんね。

さて、ペットさんにはそれぞれの個性に応じて出しているパーソナルカラーというものがあるわけですが、ご相談を受けたり、悩みを受けたりして実際にペットさんを鑑定してみると、色に偏りがあることに気付きます。

その色というのは、黄か黒になります。

逆に言えば、他の色、青や赤や白系統の色というはペットさんとして一緒に暮らしている分には、それほどペットさんご自身の気質として問題がない、ということができるかもしれませんね。
人間の想定内で物事が進むのかもしれません。

それに対して、黄や黒というパーソナルカラーになると、人間サイドから見るとちょっと訳の分からないことや、理解に苦しむことが出てくるのかもしれませんね。
五行説の色に基づいて、各色の特徴についてお話したいと思います。

黄の要素としては、独自性、個性的、ユーモア、ユニーク、注意深さ、勘の鋭さ、好き嫌いの激しさ、そういうものがあります。
黄の方は、自分独自での価値観や判断基準の様なものがあり、自分の嫌いなもの、興味のないものには近付きませんし、見向きもしません。

しかし、自分の好きなもの、好きなことなどへのこだわりは強く、また、自分に合うものを探す能力にも優れている傾向があります。
更に、黄の方というのは注意深く物事を観察する癖があり、タイミングやペースというものは自分で判断して決めたい、というような傾向がありますので、飼い主さんの思う通りに中々動いてくれない、という傾向もあるかと存じ上げます。

人の中でも、よく分からない、掴みづらい、理解されづらい、気難しい、との評価を得やすいのは、黄の方が多いのかもしれませんね。
好き嫌いがはっきりとしており、個性的であり、マイナーなものを好むことも多くありますので、一筋縄では中々行かないタイプになります。

好き嫌いや興味の対象がはっきりしているタイプですので、分かりやすいタイプにはなるのですが、逆に言えば、飼い主さんの思い通りにならないタイプのペットさんになるかと思います。
気に入らないことがあると、そっぽを向いて言うことを聞いてくれないタイプです。

例えば、食事やお散歩のコース、コミュニケーションや遊びなど、気に入らないと動いてくれないタイプになります。

黄は味覚と関係があり、食には繊細でうるさいタイプになります。
それ故、気に入らないと物を食べてくれない、水分補給をしてくれない、などの問題が生じることになります。

人もそうなのですけど、お腹が極端に減っていれば何でも食べるのでしょうが、そうでなければ美味しいものは進んで食べるけど、そうでもないものは余り食べないということがあるかと思います。

また、固いから食べない、柔らかくないと食べないということもあります。
今は食べたい気分ではないから食べない、
タイミングがズレているから食べない、そういうことがあります。

気ムラと言えば気ムラなタイプなのでしょうが、飼い主さんサイドから見ると訳が分からなくなってくることもあるかと存じ上げます。
よくあるパターンがペットさんが高齢になってきた時に、今までと行動が変わってくる、嗜好性が変わって来て迷われるケースになります。

人間でもそうでしょうが、基本的には高齢になると好き嫌いもはっきりしてきて、我慢も効かなくなってくることが多くあります。
若い時の様に食に関して貪欲でもなくなりますし、動くことも億劫になってくる方が多くあるかと思います。
そうなると、美味しいものなら食べるけどそうでないなら無理して食べないとか、水分も以前のように飲まないとか、そういう問題が出てくることになるかと思われます。

ペットさんがそういう思考になっている時には、嗜好性も変わっているわけですので、それに合わせてこちらの対応も変えて上げれば上手くいくことが多くあります。
食が細くなっているのでしたら、食べ物を美味しいものに変えて上げるべきでしょう。
多少値が張るということはあるでしょうが、美味しい食べ物なら食べる、
ということがよくあります。

また、水分などを取らせたいとなったら、
ペースト状にして与えるとか、
スープにして与えるとか、
水ではなくミルクなどに変えるとか、
方法を変えることによって飼い主さんサイドの目的を叶えるということは可能になります。

黄というパーソナルカラーのペットさんは、飼い主さんが苦戦するケースも多くあるのですが、黄の方というのは気まぐれで、心が揺らいでいる傾向があります。
それ故、出てくる行動や言動だけから物事を判断しようとすると、黄の方の心の本質は掴み損ねることになるかと存じ上げます。

心が揺らいでいる、気まぐれということは、外部環境、外圧などによって行動を変えるということです。
その一回はそういう行動をしたかもしれませんが、また同じ状況で同じ行動をするかどうかは分からないということです。
ですので、このペットさんはこういう子だな、と結論付けては行けないタイプになります。
そういう固定観念の様なものを持ってしまうと、想定していたことと違う事態になってしまった時に、飼い主さんサイドが解釈に窮することになり、訳の分からないことになるかと思います。

ですので、黄の方に対しては、その時その時に合わせて一回一回対応して上げる、という姿勢が大切になるかと思います。
言うならば、それはオーダーメイドの対応です。

人間社会では、相手の立場や状況、関係性に応じて、相手にどの様に対応するかというのは変えることになるかと存じ上げます。
これがオーダーメイドの対応ですね。
既製服のように一貫して、一律同様ということはないはずです。

ですので、ペットさんに対しても一回一回その時に相応しい対応をして上げる必要があるかと存じ上げます。
気分が違えば感じ方も違うものです。
楽しい気分の時には冗談も許されるものですが、怒っている時にふざけたらその感情を逆なでするもの、常に一律の対応ではどこかで間違いが起こるということです。
それはペットさんも同じです。

そして、それを繰り返してしまうと、飼い主さんとペットさんの心の距離がどんどん離れていってしまいますね。
そうならないためにも、オーダーメイドの対応というのは必要になるわけです。


もう一つ考えておかなければならないこととして、パーソナルカラーが黒のペットさんになります。
黒のペットさんは、必ずしも扱いづらいわけではありません。
黒には我の強さ、意思の強さ、精神的な弱さや融通の利かなさ、というものがありますが、多少クセがあるかなぁ、という感じで、飼い主さんとペットさんが一対一の関係の時には大きな問題はないかと存じ上げます。

ただ、他のペットさんがいたり、他のライバルがいる時には少し気を付ける必要があります。
黒のパーソナリティ性には、嫉妬や妬み、執着や固執、そういったネガティブ思考に結びやすい要素を多く抱えております。

黒という色は、「恐、驚」という感情と結び付いており、精神的な弱さというのがネガティブ思考に結び付きやすい傾向を持っております。
交友関係は狭く深くというタイプになりますので、飼い主さんを他のライバルに取られはしないかと、かなり心配するタイプになります。

飼い主さんサイドを含めた群れの中で、自分が必要とされているかどうか、というのを気にするタイプになります。
ですので、そういう交友関係の面でペットさんに負担を与えないようにしないと、黒の方はかなりのストレスを内に抱え込むことになります。

ペットさんが一人だと可愛そうと感じて、良かれと思ってもう一匹のペットさんを飼う、というようなケースもあるかと存じ上げますが、これが成功するかどうかはペットさん同士の相性、飼い主さんサイドも含めた群れ全体の相性を考慮した上で判断した方が良いと言えます。
黒のペットさんには、必ずしもこれがプラスに働くとは限らないからです。

他のペットさんとお出掛けし、黒のペットさんは家でお留守番、
他のペットさんをたくさん可愛がり、黒のペットさんはそこそこの対応しかしない、
そういうことを根深く覚えているのが黒の方の特徴になりますので、なるべく嫉妬を起こすような対応を控えた方が懸命だと言えます。

黒のペットさんは飼い主さんに甘えてくることがありますが、黒というパーソナリティ性を考慮致しますと、甘えてきた時には要注意と言えます。
それは、飼い主さんに大切に扱って欲しいからそういう行動を取っているのであって、心には不安を抱えているケースが多くあるからです。
他のライバルよりも大切に扱ってもらうためにすり寄っていることが多くあります。

そして、そういう行動を起こしても飼い主さんにイマイチ大切に扱われていないとなると、その群れを去るよりほか仕方ありません。
そうやって疾走していったペットさんの捜索の御依頼を何件か引き受けております。

飼い主さんサイドの群れを去ったペットさんは、やはり黒系統の色が基本です。
そして、ライバルとの飼い主さんの奪い合いの闘いに敗れて、結局群れを去るしか方法がなくなって出て行きます。
飼い主さんは、そのペットさんが居なくなって、見つからなくなって、初めてその事態の重要性に気付きます。

ペットさんをよく観察していれば、行動の不自然さや、甘え方の執拗さから精神状態が普通でないことは察しがついたりもするのですが、そういう危険信号も見逃してしまうと、ペットさんが居なくなってしまいます。黒のペットさんの場合、少しの思い遣りと気遣いの心があればこの様な事態は防げますので、
基本的には可愛がる姿勢を忘れないことです。

そして、ペットさんを心配な状態や不安な状態にしてもしょうがありませんので、そういう状態にはなるべくさせないことですね。
多くのペットさんを同時に飼うということも、ペットさんの個性によっては問題になるケースがあるということです。
ペットさんにも人間と同じ様に、独り占めの願望があるものをおりますのでね。

また、黒のペットさんは、身体のどこかしらに体調不良を抱えているケースも多くあります。
病気や疾病と結び付きやすい性質があります。
主には、ストレスから派生して、これらの症状を抱えたりもするのですが、体調面には気を付けて上げる必要があります。

ペットさんのパーソナリティ性について大まかに気にすることは、
この様な感じになります。

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■言葉がなくても心は通じます!それが占うということ
最後にまとめます。

ペットさんの抱えている心理的な問題というのは、基本的には人間界である対人関係における問題というものと根本的には被っていることが多くあります。

ペットさんの場合、先ず人間都合で生きているわけではない、ということを前提に色々と対処して上げると上手く行くことが多くあると言えます。

人間から視たら粗々であっても、ペットさんからしてみたら何を怒られているのか分からない、そういうことが思いの外多くあるものになります。
何故その様なことになるのかというと、ペットさんは人間の様に知識を持っており、人間の様に学校で社会の常識を教育されて大きくなるわけではないからです。

基本的には人間の想定するような"しつけ"がなっていないとしても、そちらの方がペットさんにとっては"自然"ということが言えます。
自然界には"しつけ"はないでしょうから。

その前提の上で、ペットさんの問題というのはペットさんの行動をよく観察していると、その異変、その心理状況というのがくみ取ることができるものになります。

人は頭では全く別のことを考えていても、行動や口頭では真逆のことを行ったり、言ったりできる動物になります。
そういった意味では、素直でないということ言えます。
この場面ではこういう行動は止めておこう、この方にはこういうことは言わないようにしておこう、その様に思考して出す行動を制御することができます。

しかし、ペットさんの場合、基本的には心理状況を反映した行動を素直に出すことになります。
ということは、行動を見れば、そこに何かしらの危険信号やペットさんの主張というものがあることになります。
それに上手く気付くことができるのでしたら、そこに言葉なくとも相手の気持ちは伝わることになります。

心は通じるものです。
占うというのは、相手の心を視つめることになります。
だから、目に視えないものが視えるわけです。

心は目には視えません、
気持ちも目には視えません、
目に見えるのは行動であり、現象になります。

しかし、目には視えないと言えども、多くの方は心というものがあることも、
気持ちというものがあることも知っております。
そういうものがあることを知っているので、行動を通して、そこに温かさやありがたさを感じたりするわけですね。

私は、その目には視えないペットさん達の心を視つめているだけになります。
そして、それを必要に応じて出して上げているだけです。
だから、そこに言葉は必要ないはずですね。
言葉がなくても心は通じます!
そして、それが占うということです。

占うということは誰にでもできることになります。
その心を理解しようという姿勢のある方でしたら、誰にでもできるものになります。

ペットさんの気持ちを一番理解できるのは、やはり飼い主さんになります。
その飼い主さんが、もし、大切にしているペットさんの心について迷うことがありましたら、、、

その時には私の下を訪れて下さいませ(^^)
私がその視えない未知(道)の歩き方に少しばかりの木漏れ日を差し入れ、
一緒に、お側に、寄り添わせていただきますね♪

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視えない未知(道)の歩き方 心源【しんげん】


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