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10,000人以上を面接してきた現役プロ面接官で、ココナラでは就活のエントリーシート添削や模擬面接を扱っている、きげんよし子です。
23卒のみなさん、まだまだ採用活動中の企業が多いです。
妥協せずに活動を続けているでしょうか?
そして24卒のみなさん、もう秋冬のインターンシップは参加先を決めましたか?
卒業年度がどちらの方も、実はこの時期それぞれエントリーシート(ES)に苦しめられているのではないでしょうか。
この記事では企業でゴリゴリ新卒採用を担当していた私が、実体験をもとにESが通らないワケをさくっとお伝えします!
(※字が丁寧でない、話の具体性が乏しい、文章が読みづらい、のような表面的なことじゃないですよ!)
まず、ESが通らない理由には①「応募者側ではどうしようもないもの」と、②「応募者側の工夫次第でクリアできるもの」の2種類があります。
今日は②の「応募者側の工夫次第でクリアできるもの」にフォーカスして、とても大事なことを一つ、お教えしますね。
(ちなみに①はどこの企業にもほぼ確実に存在します。一生懸命対策したのにESが通過しなかった場合は、おいしいものを食べて忘れて次に進みましょう。)
結論から言うと、「応募者側の工夫次第でクリアできる」ESが通らない理由は、大きく4つあります。中でも、学生の方が気づきにくいポイントの一つが
【他者へ働きかけたことを、ESに全く盛り込んでいない】
というものです。
例えばガクチカのエピソード。
「個別指導塾のアルバイトで、生徒を第一志望の高校に合格させました。生徒の成績向上のため、自身も毎回1時間必ず授業の予習をしました。この時間で授業を予定通り進められるよう話し方の練習をしたり、生徒に合った問題を自作する等しました。」
これ、内容としては素晴らしいことだと思います。仕事における責任感や継続力が伝わりますし、成果も明白ですよね。
でも、私の経験上正直こういうガクチカはありふれています。
それに、毎日1時間、時給が発生しない状態で仕事していたのかな…その姿勢は褒めていいものか…?という気にもなります。
本当なら、応募者全員に会いたいたいけどそれができない。次の選考に進める人数は限られている。でも面接で有意義な話ができそうな人はここで落とすわけにはいかないし……。
そんな採用担当の事情を考えるとこのES、決定力に欠けていると思いませんか?とても真面目さは伝わるけれど、選ばれないことがあり得るのです。
では、こちらはどうでしょう?
「個別指導塾のアルバイトで、生徒を第一志望の高校に合格させました。生徒の成績向上のため、塾長に許可をもらい毎回授業前に準備時間を20分設けることにしました。この時間で先輩講師に自分の解説を聞いてもらいフィードバックを受け、生徒に合った問題を1問自作しました。自作した問題が溜まったのでコピーし他の講師にも配ったところ、担当生徒の成績が向上したと感謝されました。」
生徒の第一志望合格という実績そのものは、上のものと変わりません。授業の準備に時間を割いた、という点も同じ。(むしろ時間数は少ない。)
違うのはたった一点、「誰に・どんな働きかけをしたか」が書かれているところだけなんです。
でも、印象が全く違いませんか?
・目上の人に交渉する力があること
・同僚の協力を得られる関係を築けていること
・成果を共有する利他的な姿勢があること
伝わる強みが、はじめのものより多いではありませんか!社会人として同じオフィスにいたら…というイメージも湧きやすいです。
ESを書くときは、【他者へ働きかけたことを盛り込む】!
エピソードを変えたり、話を盛る必要はないのです。
ただ、「誰に協力してもらったからうまくいったんだっけ?」「あの人に反対されたけど、こうやってまとめたんだった!」というように、人との関わりを意識して同じ成果を描写してみてほしいのです。
あなたの人となりが立体的になり、採用担当に「ESで落としてはならない人」と認識させることができるはず!
ESを通過させる上で、「応募者側の工夫次第でクリアできるもの」は他にもあと3つあります!全部まとめて私に任せると、1,500円でハイクオリティなESに添削させていただきます。
プロ面接官視点で、面接向けアドバイスがついてくるのもおトク。
ビデオチャットで模擬面接もやってます。
ESが期限までに完成しなくて魅力的な企業をあきらめようとしているあなた。面接がなかなか通らなくて病みかけのあなたも。
お気軽に是非ご相談ください!