IT製品/サービスのユーザー体験(UX)〜知るべき歴史と押さえておくポイント

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IT・テクノロジー

時代に沿って変化を感じていませんか

Yahoo、Microsoft、Google、Apple、Facebook(2023年現在Meta社だよね)など大手がこれまで何年間にわたって製品群のUXを変えたりしたことはご存知でしょうか。
(下記はだいたいの目安)
※2000年前はインターネット自体の普及期なのでスキップ

2000年~、インターネットビジネスの初期

見た目が適宜で、機能性に重視しつつ人間に身近さを感じさせます。

一方、デスクトップでのソフトウェアが主宰、Webサイトは当時Microsoft社のIEブラウザが主流なので、Googleがまだまだ単純な検索エンジンとして、行動範囲はIE内だけで、何となく生き残っていました(が、Chrome登場)。
※Appleはジョブスさんに頑張ってもらっていたところ、Facebookはまだ産まれていない

2010年~、見栄えの戦争:UI

Chromeが普及しつつ、IEがWindows7の時代に伴って最高期が去って、Googleさんがインターネットをリードし始まりました。

まもなく、マテリアルデザインが2014年にGoogle社より開発して、カラーコントラスト(初期は白黒)が主流になったでしょう(2023年現在さらにv3までに進化)。
※Chromeのおかげで(?)Facebookもほぼ同時期流行ってきました(が、当時欧米中心)。

一方、インターネット回線が早くなってきて、個人向けのYouTubeはもちろん、Googleドライブ(特にスプレッドシート)などがビジネスに不可欠なオンラインツールになって、ユーザー体験(UX)にこれまでのない需要が一層高めてきました。
Microsoftさんも怠らずにようやくOffice 365を作り出しましたが、Googleのスプレッドシートと匹敵しようとしてもオンライン版のExcelは微妙…

2015年~、スマホの勃興+生まれ変わり:UIからUXへ

言うまでもないと思いますが、ガラケーからスマホに移り変わり、Webサイトは従来のPCからスマホの小さな画面に人々の習慣が変わっていました。

代表的な新興大手/サービス(日本)
・SNS系:LINE、Facebook
・ビジネス系:Google Workspace、Microsoft 365
・チャット系:Chatwork、Slack

皆さんのライフスタイル/ワークスタイルによって、PCで見慣れていたコンテンツから情報量がどうやってスマホ画面に収まれるか製品/サービスに携わった開発者に課題になってきました。

そこで、これまでのWebデザイナーがPCのブラウザに向けて使いこなして仕事ができていましたが、スマホのブラウザに相応しいデザインまたはネイティブアプリに持っていくとハードル高くなってきたので勉強しないと仕事にならない時代になっていました。

Webデザイナーに対して救世主のようにレスポンシブデザインが登場です。
ネイティブアプリでは、まだパーツ2パーツでしょうか。

2020年代の今、5Gの普及+ビジネス勝負のカギ:UX

※景気低迷のコロナ時代でしたが…
テクノロジーの辞書に前進の言葉しかありません。

代表的な新興大手/サービス(日本)
・動画プラットフォーム:Vimeo、Instagram(動画関連機能)、TikTok
・Web会議:Zoom、Google Meet、Teams
・デザイン:Figma、Adobe XD

下記要素を考えませんか。
※ノートパソコンもスマホやタブレットのいずれも該当

バッテリー不十分時
対策例:輝度調整など省エネ手段、オフラインモードで通信を抑える

電波不安定時
対策例:必要最小限の通信を行う、オフラインモードに自動切替

大画面 VS 小画面
対策例:しっかり作業OR持ち歩き、見せるコンテンツを分けたデザイン

Webサイト VS ネイティブアプリ
対策例:Webサイト(SEO)、ネイティブ(リッチ的)、目的を切り分け

スマホの方向
対策例①:通常は縦方向なので、カレンダーを日程のリスト化に
対策例②:縦方向を横向きに回転すると、リスト化した日程をカレンダーに変身

タブレットの方向
対策例①:通常は横方向なので、左側にカレンダーで右側に詳細
対策例②:横方向を縦向きに回転すると、上段にカレンダーで下段に詳細

iPhone VS Android
対策例:iPhoneで3Dタッチ、Androidでウィジェット

筆者は(フルスタックSEであり)デザイナーではありません。
デザインにセンスがそれほどないかもしれませんが、ユーザーに使いやすい製品/サービス(B2CまたはB2B)の開発に携わっており、10年以上のノウハウを持っております。

本記事を読んでいただき良いなと思って頂いたら、有償ではありますが御社製品に改善点をまとめたりしてアドバイスをさせて頂くことは可能ですのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

よろしくお願いいたします。
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