新しい本と”枠”の話

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占い
本屋さんに行くと、真っ先に向かうのは占い本&スピ系のコーナーなんですが、最近のマイブームはなんといってもホ・オポノポノです。

その中でも好きな著者がこの平良アイリーンさんなのですが、一番最初の方に関わられたウニヒピリに関する本を探してる途中に、ホ・オポノポノ ジャーニーよりもさらに新しい本を見つけました。

吉本ばなな さんも、ドリームタイムの智慧で一度見かけたことがあったので、おぉ、と思ってお取り寄せしてみました。

正直、私は小説を読むタイプではないので、ばななさんの文章はこういうところででしか読んだことはありません。
(;^_^A
ずっと名前だけ知ってる人でした。

さて、この本の内容になりますが、
”枠”についての対談形式で話はすすでいます。

枠・・・自分を形作る要素、って感じでしょうか。
キャラとか、育った環境から刷り込まれた条件とか、暗示とか、自分の理想としているものetc

例えば女性は30になるまでに結婚して、子供を産んで・・・
そうしなければ成功者ではない、
行き遅れだ、
そうできない自分は負け組だ・・・

みたいなやつです。

ある一方で、
(自分がそれをやっていても心の底からは楽しくないし疲れるのに)パーティーピーポーに合わせたり、派手な人達のフリをしたり・・・。

自分てこういう人!自分は○○だからこうしなければいけない、こうするのが自分の幸せのはず!

みたいな。

あー・・・これ、あるあるだわぁ・・・てなりました。
そういう、今までのキャラ?概念?憧れ?これに引っ張られて八方ふさがりになってる人、多分、めっちゃたくさんいるんですよね。

だけど、今まで作り固めてた部分の人たちにはそれを相談できないし、キャラを崩すのも無理、こういう人多いんじゃないでしょうか。

マイナスな事、ネガティブなことは割とサクッとクリーニングしちゃえるんですけど、
憧れている人、キャラクター、モノ、いいと思っていること、ここって実は中々厄介な場所だったりします。
人によっては生きる理由そのものっていう人もいるでしょうしね。
憧れを手放したくない、ユートピアを手放したくない、ドリームを手放したくない・・・結構いるんじゃないでしょうか。

最近、クリーニングとそれに伴う内観をやっぱりやってるんですが、
茹で卵の殻をむいていくような感覚に近いな、と感じる事があるんです。


最初、小さい殻をペリッ、ペリッとはがしていくんだけど、
とある瞬間に大きな殻がベリッ!とはがれるんです。
このベリッ!がいわゆる気づき、アレ!?っていう瞬間なんですが、
その気づきが重なると、ついにはツルスベのゆで卵だけになるんですよね。

それが、そのことに対するクリーニング完了=納得、腑に落ちるっていう状態。

クリーニングが終わらないで、感情が滞ってる、高ぶってるときって、
殻付きゆで卵が目の前に何個もある状態で、本当はそのゆで卵を使ってカレーの添え物とか、サラダとかもっとおいしいものを作りたいのに、殻が障害になってキーッ!ってなってるっていう。

中でも、理想の自分、自分が作り上げた出来る限りカッコイイ自分を崩せないで、苦しんでる人が多い。
卵の殻をどっかにぶつけなければ、ゆで卵を取り出せないけど、それすら躊躇してる、疑う事すらしたくない!ってなってる人もおおいな、と。

卵の殻をコンコンしたくらいじゃ、ゆで卵は傷つかないし、クリーニングすることは自分を否定するわけでも、変えるっていう圧力をかける事でもない。

どちらかというと、自分の魅力を発見する作業であり、幸せの種を発見する作業、自分がどういうアレンジをしたとき一番おいしいゆで卵なのか、っていうのを見つける事。

なんだけど、それをするとおいしくなれない、クッキーになるのが自分の幸せのはずだ!と思い込んでることが良くあるなぁーと。

クッキーはおいしいんだよ、クッキーは可愛いんだよ、クッキーは勝ち組なんだよっていう誰かの評価をきっと気にしてるんですよね。
たまたま、クッキーになった他の卵たちがちやほやされてて、それがうらやましいから、同じクッキーになろうとする。

自分が茹で卵な時点で、サンドイッチになったほうがおいしいのに・・・。

自分が自分を一番否定してるんですよね。
こんな私は魅力的じゃない、可愛くない、カッコよくない、幸せじゃない、と。

自分が茹で卵であるというアイデンティティを自分が誰よりも大好きになる作業、それがホ・オポノポノのクリーニングで、そのアイデンティティを見つけて、大事にすることが風の時代のキーポイントなわけです。

きっと、多くの人にとって、今自分が自分だと思ってるモノは誰かから与えられた線とか点を無理やり枠として作り替えて使ってるホログラムだと思います。

今のままの自分でも、十分美味しいっていうことを沢山の人が発見出来たらいいと思う今日この頃であります。
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