持論です。
変えようとしていて、変わらないときには想像以上にイライラと焦りが自分を蝕むものなのです。
特に他者を変えさせることはできない。
変えられるのは常に自分の内側の目線だけなのです。
プレッシャーを背負っているのは他でもない自分自身で、しなければならないシリーズに縛られているだけなのです。
意外と、目の前のことに力を注ぐのをやめて、脱力した時に物事って今までの摩擦って何だったの、っていうくらいスルッと解決したり、そのための閃きが降りてきたりする・・・。
こういう経験、ないでしょうか。
昨今、様々な占い系・ヒーリング系サービスがあり、
インナーチャイルドを癒したり、変化したり、そういうことを促進するサービスが沢山あると思います。
それ自体は悪い事じゃないのですが、
一つセラピスト側にも、お客さんにも知っといてほしいのは、
変化を促されること自体が苦痛になることもある、という事。
あまりにも強烈なインナーチャイルドの場合や、そもそもの性格的に”癒し”がきつすぎる場合がある、という事。
私のリーディングを受けに来る人の多くが、やはり同じように自分と向き合おうとして、あまりにしんどくて、もうやりたくない!ってなってたりするのです。
それってゲットできるか分からない黄金を目の前にちらつかせて、いばらの道を無理やり渡らせようとしてる、と思われても仕方のない事なんだよね、って思うのです。その黄金だって触って確認してない以上、蜃気楼のようなものなわけです。
シンドイ思いしなきゃいけないの?
ならやりたくない。
コレは人のサガだと思うのですよ。
それを、短絡的に”弱い”とするのはあまりにも浅はかだと思います。
個人的に。
ただ、セラピスト自体が”癒す”、”痛みを伴いながら見に行く”手段しか知らなければ教えようがない、それもまた事実。
私が、ここ数日、ホ・オポノポノの記事を投稿したのは、お客さんもそうですが、何よりも↑のやり方しかしていないセラピストの方々へ、新しい向き合い方を提唱したい、と思ったからです。
実際、私も以前は同じやり方しかしていなかったです。
ただ、ホ・オポノポノのクリーニング方法を詳しく知って、自分で試したり、セッションに取り入れたところ、以前よりも断然スムーズに”気づき”のタイミングを早める事が出来たな、と感じる事が多くなったのです。
コレは、聖なる予言の中に書かれていたことですが。
多くのセラピストが多様で効果的なセッションをより多く知って、セッションで生かせばそれによってその人の周りにいるお客さんが良くなっていくでしょうし、そのお客さんの周りにいる人たちが良くなっていくでしょう。そうやって、良い波動、良い状態を無限に増やしていければ、それがいずれ全体的なムーブメントにつながるかもしれない。
そうすることで、日本や地球は新たな段階に突入できるのです。
最初、インターネットがごく一部の物だったように、スピリチュアルなことも一部の物でした。それが、少しずつ世の中に認知されてきて、それを扱うことが生活の一部になるまでの過渡期が今、起きてきてるのではないか、と思います。
日本においては、昨今の天変地異や、インターネットの普及、そしてコロナによる社会的なシフトがそれを後押ししているように思います。
さて、タイトルにある気づき、についてですが
今のイベントAは過去に起きたイベントaと酷似していて、その時の感情の状態になっている
そう気づくと、この感情の再生は止まります。
勿論、複雑に感情のイベントが絡み合ってる場合は、複数を見ていく必要があります。
ただ、変えなければならないのは常に”内側”です。
外側の環境や、他者ではなく、自分自身の物の見え方です。
考え方を丸々変えるというよりも、
ズームアウトして見える部分を広くする事、
どういうことが自分の中で起きていたかに気づくこと、
自分がどういう風な感情や、思考に囚われていたか、そしてそれがどういう過去の経験に基づいて起きていたのか、
などなど。
それらはまるで、外に行きたいのに自分の体よりも小さな穴に首を突っ込んでいる子犬のようなものではないでしょうか。
外に出たいという思いが強すぎて、穴を広げるとか別の道を探すとか、そういう冷静になればわかる事が見落とされてる状態。
もしくは、あまりにも舞台に近い場所で演劇を見ている状態でしょうか。
後ろに下がれば全体像を見渡すことができますよね。
自分の目の前で火事があればさすがに動揺しないのは無理だと思いますが、
対岸のボヤくらいなら冷静に視れるはずです。
大事なのは、気づいて冷静になること、ニュートラルな視点を取り戻す事、なのです。
ホ・オポノポノが優秀?なのは、クリーニングを使っていけばこのニュートラルを意図的に作り出せること。そして、そのニュートラルに行く行程において、気づきを得ていくことが良く起きてくる、という事です。
クリーニングをするときに、
わざわざ原因となってる過去を意図的に視に行く必要はありません。
ただただ、クリーニングをするだけ、言葉を心の中でひたすら唱えながら、自分の心の波を感じるだけです。
そして、クリーニングツールは4つのシンプルな言葉ですが、その言葉を唱えることが命綱となって、感情に落ち込むのを防ぐことが出来るわけです。
そして、セッションをするセラピストも、可能な限り、相手に対する先入観をクリーニングしながら、自分の中をクリーニングしながら見ていくことで、打開策を早い段階で見つけやすくなる。(これはホ・オポノポノの人たちが良くやる方法です。前情報で分かっていることを可能な限りクリーニングしてから相手に向き合います)
セッションをしていく私たち自体が、色眼鏡で相手のことを決めつけてはいけない。私たち事、いろいろな人が自分のところへ来るのが大前提でここへいる以上、お客さんを通してクリーニングをしていくべき存在でもあるのです。
全ての縁は必然であり、そして常にシンクロニシティは起きている。
それに気づいて活かすか、そうでないか。
縁は、ただポジティブな事だけにつながるのではなく、その縁を通してクリーニングするべきことがお互いにあるからこそ、繋がる。
それもまた、ホ・オポノポノ的な考え方なのです。
一旦ネガティブな縁に見えたとしても、そのネガティブなモノ、人に対してのクリーニングを行うことで、自分の中にあった本当の障害に気づいて、手放すことができますし、気づけたらそれらはもっと良い状態になっていくか、離れていくか、だけなのです。
さて、明日は水瓶座の満月です。
水瓶座といえば、まさに風の時代を代表するサインであり、自由と変革を意味します。
そして、満月は感謝と手放しを意味します。
今までの土の時代にしがみついたままでは、変化は恐れでしかないでしょう。
ですが、風の時代の恩恵は誰にだって受け取れる。
自分に今あるしがらみを手放して、自由を与えるのは他ならぬ自分自身。
沢山の人が気づきを簡単に、気楽に手に入れられる時代が到来しました。
色々なことがあるけど、こういうことを語ることが一般的になってきたのは、とても有難いことだな、と思います。
今までは、一人で抱えたり、特定の誰かの特権でしかなかった物で、後ろ指をさされることもありましたが、SNSやインターネットを通じて、多くの人が自分で自分のことを調べることができるようになり、同じような仲間を探せるようになりました。
土の時代が悪かったわけではないですし、土の時代だからこその良さもあったと思いますが、個に光が当たり始めた今、出る杭になることを怖れる必要はない。出る杭同士が知り合って、お互いを鼓舞できる時代になったのはやはり、時代の恩恵です。
沢山の人が、自分のアイデンティティを愛することができるようになってきた。いい時代だなー、と思います。