Cubase Beginner Course 6 シンセ基礎

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オシレーター(oscillator)

オシレーターではオクターブなどの基本的なピッチと、これから作ろうとする音の元になる波形を決めます。

サイン波(正弦波 sine wave)
全ての音の元になる波形です。
口笛やフルートのような音色で、音響機器や放送用のテストトーンとしても使われます。
ノコギリ波(鋸歯状波 saw tooth wave)
バイオリンなどの弦楽器やトランペットなどの金管楽器に適しています。
矩形波(square wave)
クラリネットなどの木管楽器に適しています。
パルス波(非対称矩形波 pulse wave)
矩形波の偏り(デューティー比)を%で変化させた波形で、50%の時は矩形波となります。
三角波(triangle wave)
サイン波に近い音です。
ノイズ(noise)
全ての周波数を含んだ音の素材で、それ自体にピッチはありません。
打楽器などの非整数倍音の素材として使われます。

Sylenth1のオシレーター設定

Sylenth1にはオシレータが4基搭載されています。
Pitch
OCTAVEでオクターブの設定、NOTEで半音階の設定、FINEで半音階の微調整を行います。
Volume
音量を調整します。
Phase
波形の再生ポジションを変更します。(Retriggerがオンで2オシレーター以上発音しているときに限る)
0で通常通り波形が再生され、180なら真ん中がスタートラインになります。
Detune
個々のVoicesのピッチを中央からずらします。(2ボイス以上のときに有効)
Stereo
個々のVoices間のステレオ分離レベルを決めます。(2ボイス以上のときに有効)
Pan
オシレータの定位を調整します。
Inv
オシレーターの出力を反転させます。
Voices
オシレーターの同時発音数を設定します。
Waveform
波形を選択します。
Retrigger
オンのとき、波形のスタートは毎回リセットされます。
オフのときは、波形がバックグラウンドで動いている状態となり、
押すタイミングでスタート位置が毎回変わります。
Copy/Paste
オシレーターの設定のコピー&ペーストが行えます。
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