Cubase Beginner Course 5 シンセ基礎

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音声・音楽

音とは何か

シンセサイザーの基本を知る前に、音とは何か?ということの説明から入ります。
小石が落ちたところを中心に波紋が広がっていきます。
音はそれと同じように、空気の波となって広がっていきます。
その波の振動が、人間の鼓膜にあたると「音」として認識することができるのです。
全ての音は水面に広がる波紋のように空気中を伝わる一種の波(空気の密度の周期的な変化)だと考えることが出来ます。
そして1つ1つの音の波にはそれぞれ異なった特徴があり、
その微妙な違いを私達の耳が聞き分けて何の音かを判断しているのです。
音を伝える空気の波には、重要な3つの要素があります。
波の揺れる速さ=周期(音の高低)
波の形=波形(音色)
波の揺れの大きさ=振幅(音量)
そしてこれら音の高低、音色、音量を「音の3要素」と呼びます。

音の高さ(周期)

音の高さは空気の波の揺れる速さ(周期)によって変わります。
音の波の周期は周波数と呼ばれ、Hz(ヘルツ)と言う単位で示されます。
これは音の波が1秒間に何回上下するかを表すもので、
1回なら1Hz、100回なら100Hzとなり、1000回以上の場合は1KHz(1キロヘルツ)と表します。
人間の耳に音として聞こえてくる周波数を可聴域といい、個人差や年齢差もありますが
20Hzから20KHzといわれています。(一般的に加齢に伴い高音は聞こえにくくなります。)
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