ご依頼

記事
コラム
注:ご依頼のあったものはブログ記事にて紹介しています。もちろん特定ができるような記事は書きません。もし、そういうことを記事にしてほしくない、あるいは過去記事でも削除して欲しいものがありましたら連絡くださいませ。

NTTのホームゲートウェイの先にビジネスフォンが接続されている現場で、ホームゲートウェイを初期化したところビジネスフォンの動作がおかしくなったというご依頼を受けました。
もう現場にはいらっしゃらないということで、もし物理的な作業が必要なら後日訪問とのことでした。

ビジネスフォンはNTTではないので設定はお手上げなのですが、ホームゲートウェイはNTTなので接続状況で設定はなんとか推理はできそうです。

FAX番号と電話番号で2ch2番号、ホームゲートウェイのTEL1,TEL2共にビジネスフォンに接続されていて、ビジネスフォンからFAXが出力されているということだったので、モデムダイヤルインであることが推測されました。

2.jpg

モデムダイヤルインというのは嫌な呼び方です。
要は1回線に複数の電話番号がある場合、電話が掛かってきたら「どの番号で着信しているよ」という情報を電話回線に含めてくれる機能です。

この機能によって、ビジネスフォン側で電話番号あてに掛かってきたら電話の外線1を鳴らす、とか、FAX番号あてに掛かってきたらFAXに接続されている線に信号を出力させる、とかの鳴り分け設定ができるのです。

2-2.jpg
①どの番号か知らんけど、あなたの家の契約されている番号宛に着信あるよー
②OK。それモデムダイヤルインの信号としてアナログポートTEL1,TEL2に伝えるわ。あと優先的にTEL1に着信あるようにするね。
③TEL1から着信きたよー、モデムダイヤルインで仕分けしまーす。
 a)電話番号ね。じゃあTELに着信しますよ。外線1と2どちらも空いているから優先的に外線1に着信ね→④へ
 b)FAX番号ね。じゃあFAXに着信しますよ。→④'へ

簡単にこんな手順があります。

さて、ホームゲートウェイが初期化されると、モデムダイヤルインの設定チェックは外れます。
つまり、どの番号に掛かってきてるよ、という情報が電話回線に含まれて無く、全部同時に着信です。FAXが来ても電話機に着信してしまうような設定になってしまいます。FAXの設定によっては、電話番号で着信あってもFAXが捕まえてしまう場合もあります。

①どの番号か知らんけど、あなたの家の契約されている番号宛に着信あるよー
②OK。モデムダイヤルインのチェックついてないからそのままアナログポートTEL1,TEL2に伝えるわ。優先もないからTEL1,TEL2同時着信しましょ。
③TEL1,2から同時に着信きたよー、モデムダイヤルインの信号きてないから端末全部に同時着信しちゃえー→④,④’へ

と、いうような状況になってしまうのです。

なので、ホームゲートウェイのモデムダイヤルインにチェックを入れて、さらにTEL1優先にしていただければまずは復旧すると思いましたが、

ご依頼の方はPC関連にかなりお詳しい方で
不具合が起こってからすぐに、FAXをビジネスフォンからホームゲートウェイに物理的に接続しなおして取り急ぎのFAXの復旧をやっておられました。
全復旧まですべての機能が使えなくなってしまうのでなく、一部でも機能を復活させていました。
ホームゲートウェイの中にも鳴り分けの機能があります。
ですので、アナログポートの設定で、直接FAXに着信できるようにされたわけです。
やっぱりお詳しい方です。
因みにホームゲートウェイ上で鳴り分けしてしまう場合、モデムダイヤルインにチェックはいりません。ホームゲートウェイで鳴り分けするのであとは1番号の信号をTELポートに流せばいいだけだからです。

全復旧にあたっては、物理的にFAXの配線をいじっているので、お客様にやって頂くわけにはいかないということで、再度日を改めて訪問することになったようです。現場でもご依頼主を少しサポートさせて頂きました。
こちらもちょっとあたふたした案内になってしまいましたが無事解決したようでよかったです。
この度はありがとうございました。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す