どーも、古宮悠です!
本日はちょっと嬉しいお知らせを。
最近は作家志望の方のみならず、現役で活躍されている小説家の方からも少しずつご依頼を受けるようになりました。
私自身もそうなのですが、担当編集者以外の方からのフィードバックが欲しくなるときがあるんです……。
そこで今回のブログでは、以前に私がお力添えさせていただいたプロ作家さまの新作が発売されている件について、ご本人から許可もいただいたのでご紹介できればと思います。
「城山三郎経済小説大賞」受賞作家・深井律夫さまの『小説デジタル人民元』です。
中国を舞台に据えた、凄まじい密度と勢いで描かれる、新感覚の経済小説です。ブロックチェーンやNFTといった先端技術を真正面から描きながら、話題のデジタル人民元を中心に据えて展開される愛憎渦巻く人間ドラマは、経済小説の枠を超えたエンターテインメント性がございます。私自身、中国ビジネスには造詣がなかったのですが、スケールしていくストーリーや人間ドラマがとても面白く、夢中になって原稿を読んだのを覚えています。
私は読者目線に立って、よりリーダブルにするためのポイントをお伝えさせていただきました。微力ながらもお力添えできたことが、とても光栄でございます。
ぜひ、ご興味のある方は書店やネットの方でお求めいただけると嬉しいです……!
さて、深井さまの小説からは、作家志望の方にとって大切な考え方を学ぶことができます。
・その人にしか書けない小説であるか。
・そして、それは価値があり、多くの読者の心を動かしうるか。
本作は著者のバックグラウンドなくして書き得ない内容です。また、多くの人の心に届きうる普遍的価値と面白さを持った小説です。
本ブログをお読みの方にも、あなたにしか書けない小説があるはずです。それを見つけて、客観的な価値と感動の仕掛けを考える、これがエンターテインメント小説です。
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作家志望の方はもちろん……
編集者のフィードバックだけでは不安な方、あるいは編集者からのオーダーに自分ひとりではなかなか応えられないプロ作家の方は、ぜひ壁打ち相手やセカンドオピニオンとして……ぜひ、ご利用いただければと思います。
ではでは、また次回のブログで!