ランドセル活動とおさがりについて

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 来年春から長男が小学生になるため、我が家ではしばらくランドセル活動、ラン活が続いていました。
 結局大手ランドセルメーカー(子供向けアニメでCMやってるようなやつ)に落ち着いて、ウン万円と高いですが、幸い妻のおばあちゃんが買ってくれるとはりきっておられるので、私としては懐も痛まないし何でもいいです。ありがたいことです。
 選択肢として、少し前に兄の子供が小学生を卒業したので、おさがりをもらうのはどうか妻に言ったのですが、新品を買ってあげたい、とのこと、結局受け取らないことになりました。
 兄の子供のランドセルは私の両親が孫に買ってあげたもので、由緒ある工房みたいなところで作った結構な高級品です。今回我が家で買うものよりずっと高いようです。状態も良いみたいで、まだまだ使えます。
 もったいないし、次男の進学の時にはどう?と妻に聞いたら、そうしよう、とのことです。あ、そうなの?長男は新品だけど次男はお下がりでいいんだ…と次男の私はもやもやしながら兄にランドセル予約のLINEを入れて、我が家のラン活はこれにて終了しました。
 次男は衣類も靴も食器も何もかもお下がりでかわいそうだな、と思ったのですが、妻(長女で妹2人)からすれば、下々がおさがりなのは当たり前、とのことのようです。妻の実家に集まると、妹たちから怨嗟の声が毎回聞こえてきます。女性の方がおさがりかどうか、気にするようですね。
 少し前、子供が生まれてから母がおさがりのエピソードを話してくれました。私が小学生だったころ、絵具が兄弟共有で、私は図工の時間の前には兄の教室に借りに行っていたとのことです。確かにそういう記憶があります。しばらくして私は新品の絵具が買い与えられたのですが、私としては新しい絵具に群青色とか黄土色がないので絵が描きにくい感じでした。前の方が良かったなあ、なんて思っていたのです。

 私が新品の絵具を買ってもらえた経緯には、担任の先生から〇〇君にも買ってあげてくださいというお願いがあったんそうです。母は絵具までお下がりにするのはさすがにちょっとかわいそうだった、反省したとのことです。
 そんなことは全く知らない私は、自分はおさがりでかわいそうとか、次男は損だなとか、うちはお金がないんだろうかとか、まったく気にしていませんでした。気にしていないというか、思い至らない、考えてもいないという感じです。

 当時の私は通学路の脇にある用水路の石の上にいつものカエルがいるかとか、学校の裏のクヌギの木に今日こそはカブトムシがいるはずだかとか、そんなことしか興味がありませんでした。

 子供、特に男の子なんて何の脈絡もないことを考えていて、親にもなかなかわからないものです。我が家の次男もそうでしょう。今だってダンゴムシのことしか考えてなさそうですし、おそらくランドセルがおさがりか新品かなんて、気にもしないでしょう。お兄ちゃんのとは色が違うな…ぐらいですかね。

 節約のために絵具も兄弟共有にして、お兄ちゃんの教室に借りにいかせようかな、なんて思っています。
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