行政書士試験 一般知識対策

記事
学び
今回は、行政書士試験における一般知識について書いていきます。

 これを書いているのは7月中旬ですが、この時期になると各社予備校の模試が始まります。人によって頻度は違いますが、2週間に1度程度の頻度で模試を受けて少し涼しくなった頃に本試験を迎えるというのが例年の行政書士試験受験生の大まかな流れになると思います。そして、勉強する時間が増えたり、模試の点数が上がったりすることで少し安心したりすると思います。
 しかし、勉強をすればするほど不安が増し、模試で点数が取れても安心できない分野が『一般知識』です。中には既に模試で足切りを経験し、不安が増している人もいるのではないでしょうか。今回は、そんな一般知識の不安要素と対策方法について経験に基づいて話していきたいと思います。

1、筆者にとっての一般知識

 私は、プロフィールにも記載してある通り法学部生です。ですので、法律科目については勉強していけば得点できると思っていました。しかし、一般知識については非常に大きな不安を抱えていました。これは過去のブログでも書きましたが、私は1度不合格を経験しており、2度目の試験で合格しています。その2度の受験両方で一般知識は試験当日まで不安でした。ただ、本試験では一般知識で足切りになったことはありません(1度目28点、2度目40点)。
 本試験では足切りを経験したことがないと述べましたが、模試では何度かあります(2度目の受験に向けた模試では足切りになったことはありません)。記憶の限りでは2問しか正解しなかったことがあったと思います。

2、今年度の一般知識

 私は、一昨年度と昨年度の行政書士試験を受験しましたが、両方とも一般知識は例年に比べて簡単であるという評価が一般的でした。実際、一般知識で点数を稼いで合格したという人も多かったようです。私も2度目の受験では40点を取れました(この年は合計が200点を超えていたので、私の場合は一般知識で受かったとは言えないと思います)。
 これは、不安を煽るわけではありませんが、私が今年度の受験生であれば、今年こそ一般知識が絞られるのではないかと考えます。実際、一昨年度の受験後、「一般知識が取りやすい年に合格できなかったのが何よりのミスだ。来年は難しくなるかもしれない。」と考えていました。そして、受験生の皆さんが何よりも嫌なのは”一般知識の足切り”だと思います。この場合、悔やんでも悔やみきれないと思います。
 この先で、その対策方法をお示ししますが、主には市販の教材の紹介になります。これを紹介することで私がお金をもらうことはないので、純粋に私のお勧めする教材になります。中には法令についての解説がついている教材を一般知識の部分のみを使用するという方法もあります。このとき、受験生の中には「お金がもったいない」という感情を持つ人もいるかもしれません。その感情は正しいと思います。そのように考える場合は、少ないお金で時間をかけて合格を目指せば良いと思います。しかし、お金をかけてでも早く合格したいのであれば、「お金で資格を買う」と考えるのも一つの考え方です。私は、後者の考え方を採用しました。従って、自分の苦手分野があれば、ピンポイントでそこだけの講座を申し込んだり、教材を買い足したりしていました。
 大変おこがましいですが、経験から申しますと、お金を節約しつつ早く受かるというのは難しいと思います。増して、行政書士試験では社会人の方が大半を占めますが、社会人の方は多くの時間を割くことはできないと思います。しかし、収入のうち使えるお金はある程度あると思います。であれば、お金がかかっても使えるものは使うというのが合格への近道ではないかと思います。

3、対策方法

(1)使用教材
 まず、私が使用した教材は次の4つです。
 ①LEC 最重要論点250 出る順行政書士(市販教材)
 ②アガルート 文章理解講座(予備校講座)※単発講座的なものです。
 ③各社予備校模試(市販のものではなく、講座として出されているもの)
 ④各社予備校の直前期イベント(主には無料のもの)
 (⑤ケータイ行政書士 一般知識というのも1度目の受験時には使用しましたが、2度目の受験時には使用していません。)
 これらの教材の使用方法をこれより下で述べます。使用教材のみ知れただけで十分な方は良いのですが、これらの教材をフルで使用すると効率が悪くなる可能性がありますし、無駄な学習に繋がる可能性があります。ですので、これらの使用を考えている方で、有効な利用方法が分からない方は是非、これより下もお読みください。
この続きは購入すると読めるようになります。
残り:1,570文字
行政書士試験 一般知識対策 記事
学び
500円
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す