お持ちの硬貨で鋳造年が分かる画像をお送りください。10枚まで価値をお調べ致します。
評価額は、その硬貨の保存状態(完未・未使用・美品・並品)、鋳造年、素材(金・銀・銅・アルミニウム・ニッケル・錫・他)のみならずその年々の鋳造枚数によって大凡決まってきます。
現在流通している硬貨を例にとりますと、書体に楷書体とゴシック体がある5円硬貨(黄銅)ですが、平成XX年の鋳造枚数が最も少なく美品で3,000円の価値があるとされています。次にギザ有とギザ無しがある10円硬貨(青銅)ですが、昭和33年の鋳造枚数が最も少なく美品で200円の価値があるとされています。50円硬貨(白銅)ですが、昭和XX年の鋳造枚数が最も少なく美品で6,000円の価値があるとされています。
古銭等硬貨収集の魅力にとり付かれたのは小6からです。一番の感動は、川べりを延々歩き2枚の寛永通寶を見つけた事です。寛永3年~約200年間鋳造された寛永通寶は、鋳造された時代や鋳造地によって異なる材質・書体・背字意匠が存在します。それ故に奥深い魅力があり、コレクターを虜にさせます。
ご提供いただきました画像をベースにお調べ致します。評価はあくまで私見の為、参考値として戴きたくご容赦の程、宜しく御願い申し上げます。
評価額にあたりましては、以下の資料を参考に行ないます。
『貨幣の日本史』朝日選書
『日本古代貨幣の創出』講談社学術文庫
『続寛永通寶銭字特徴の表記』文芸社
『お宝貨幣なんでも読本』講談社
『日本貨幣カタログ2017年』日本貨幣商協同組合